餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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北海道マラソン前後に行った店たち(その3〜やっぱり食べずにはいられなかった「香州」の焼餃子)

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(承前)
とにかく時間がなかった。
北海道マラソンのゴール後、ラン仲間の友人とレースの感想などを語り合っていたら、いつしか、13時半になっていたからだ。
僕は、レース当日の17時に新千歳空港を出る便で、羽田に帰る予定となっていた。そのため、空港までの移動時間やチェックイン、土産物購入などのことを考えると、遅くても15時ぐらいに札幌を発つ必要があった。
僕の滞在したホテルは、チェックアウト日も荷物をキープしてくれる上に、バスルームも利用することができた*1ため、僕は一刻も早く帰って、ホテルでシャワーを浴びたかった。
しかし。
いざホテルに戻ってしまったら、あとは出発の荷支度をして、空港へ向かうだけになってしまう。そうなったら、「あの」餃子が食べられない!と、思ったので、僕は、友人と別れてすぐに、ホテルへ帰らず、店へ直行することにした。
幸い、店があるのは、すすきの周辺。ゴール地点から近い。どう考えても直行の一手だ。
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ということで、僕は、3年連続3回目の香州に到着した。
今年は、恒例の前夜餃子ローディングも見送ったため、この店に寄らなければ、餃子なしの旅になってしまう。それだけは避けたかった。
臨時休業や満員の事態を心配したが、店はしっかり開いていたし、僕が入った時には席も空いていた。僕が食事をしている間に行列ができていたので、良いタイミングで入店できた。
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入口の凄い告知も健在w
世間の料理店では禁煙の風潮が高まっているというのに、何とも大胆な店だ。僕は、煙草を全く吸わないが、煙もあまり気にしない。だから「全店喫煙」の店であっても問題ないけれど、煙嫌いの人にはきついのではなかろうか。
店内各所のテレビでは競馬中継が流れまくっていることもあり、少なくとも子供連れファミリー向けの店ではないんだろうなぁと思う。
しかし、だからといって、店内が雑然としているわけではない。一品料理は本格的なものが揃っているし、店員さんたちの愛想もいい。何とも不思議な雰囲気の店なのである。
と。そんなことは、実はどうでもいい。僕の目的はただひとつ。ここの餃子を食べることだったからだ。
入店するや否や、焼餃子とビールを注文。それだけでは寂しい気がしたため、小籠包も試してみることにした。
「焼餃子と小籠包は少々お時間がかかりますが…」と言われたので、繋ぎのために、ザーサイも注文。
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いやはや、やっぱりビールが最高に美味しかった。
それはそうだろう。レース1週間前から、ずっとアルコール断ちをしていて、レース直後のビール。旨いに決まっている。
ザーサイを食べながら、しばしレースの余韻に浸っていると…。
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まずは小籠包が登場。
これは初めて食べるメニューなのだけれど、なかなか美味。一緒についてきたネギたれ?が、少し甘酸っぱくて、それにつけて食べると、少し風味が変わって面白かった。
そして。
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焼餃子登場!
こんがりとした焼き色が、実に魅惑的だ。サイズが大きく、もちもちで厚い皮。具のボリュームもたっぷりで、とても食べ応えがある。噛んだ途端に溢れ出る肉汁がたまらない。
あぁ、今年もこの餃子が食べられて、本当に良かった。僕は、一口ごとに、その幸せを噛みしめた。
ただ、残念なことに、今年はあまりそれをゆっくり味わっている時間はなかった。ホテルに帰って、すぐに空港に向かわなければならなかったからだ。
来年は、余裕のある便を確保(できればもう1泊!)して、じっくりとこの焼餃子を堪能したい。

*1:北海道マラソンランナー向けの特別プラン。僕はこれがとにかく気に入っていて、5年連続で同じホテルを利用している。


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