餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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「野良猫 in the Park」の喜びに浸った、夜明けランの2週間…のその後。(再会篇)

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(承前)
まさか、と思った。
昨日の夜明け前、ロングランの途中で、いつものランニングロードを走っていた時のこと。途中の公園で、僕は視界の片隅に、懐かしい姿を捉え、大きく驚いた。
cat1
あの猫だ!
間違いない。僕は、思わず近寄り、写真を1枚。猫の正面に回り、再会の喜びを噛みしめようとしたら…。
cat2
いきなり大あくびで迎えられたw
おぃおぃ、折角久しぶりに会ったのに、その挨拶はないんじゃないか?と思いながらも、やっぱり、また逢えた喜びの方が大きかった。
cat3
いつもの猫は、大あくびをしたあとも、なんだか「とろん」とした表情をしていた。ちょっと眠かったのかもしれない。
僕は、もっとコミュニケーションをしたかったが、折角のおやすみタイムを妨害してしまったのかもしれず、気が引けたので、早々に立ち去ることにした。もう逢えないかもしれないと思っていたから、久しぶりに逢えただけで、十分満足だった。
別れ際に、頭を撫でると…。
cat4
気持ちよさそうに目をつぶって応えてくれた。
cat5
いやぁ、もう、この表情が本当に可愛い。
以前のエントリーでも書いたが、いい歳のおっさんが、夜明け前の公園で猫と戯れている姿は、どう見ても不審だ。しかし、僕はやっぱりやめられなかった。
cat6
撫でた後、再び走り出そうとしたら、猫はいつもの「凜」とした表情に戻っていた。この落差もたまらない。
よく考えれば、この猫を見かけなくなったのは、たったの1週間あまり。前回、(追憶篇)などと書いておいて、わずか1週間で(再会篇)というのは、あまりに展開がお粗末。何が追憶だ、とツッコミを入れられそうだ。
ただ…。僕はドラマの筋書きを書いているわけじゃないし、前回のエントリーを書いた時は、本当にもう会えないと思っていたので、お粗末だろうが何だろうが、仕方がない。これが事実だからだ。
ただ、この再会劇には、ひとつ大きなポイントがある。それは、昨日が日曜日だったこと。
僕は、週末には、ロングランを行うのが常なので、平日とはコースを変えて走ることが多い。
しかし、昨日は、いつものランニングロード経由でロングランを行うことにしたので、いつもの猫と会うことができた。偶然のドラマだったのである。
今日もまた猫に会えるかと、いつもの夜明けランを行ってみたところ…
table20150810
今日、猫はいなかった。
ただ、昨日偶然再会できたという事実は大きい。今日は、たまたまタイミングが合わなかっただけだろうと考えられるからだ。
もしも、昨日、いつものランニングロードを走っていなければ、僕は、「消えたまま」だと思っていただろう。だから、現実といえど、ドラマはあるのだ。
今後も猫とドラマを作っていきたい。


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