餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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東京餃子通信にしかできない!「餃子食べくらべ会」に喝采(後編。もしくは「東京で食べられる旨い餃子」編〜その2)

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(承前)
少し、レビューのペースを上げよう。
今回に限ったことではないけれど、僕のレビューはいつも冗長すぎる。ひとたび感動すると、何から何まで書きたくなってしまう上に、まとめる力が決定的に不足しているので、どうしてもだらだらと長くなってしまう。
東京餃子通信のおススメ店はまだまだ続くので、今までのペースで書いていたら、1ヶ月ぐらいの連載になってしまう。もともとは前・中・後編のつもりだったのに、後編だけで、すでに4日目なのだからw
と、こういった言い訳がまた冗長なので、本題に戻ろう。

「東京で食べられる旨い餃子」の続きだ。
書きたいことは沢山あるけれど、できるだけ僕の駄文は控えめにつとめ、店の詳細が気になる方のために、各店舗ごとに「東京餃子通信」の記事リンクを付記するようにした。
そちらを参照していただければ、当日のトークライブを、バーチャルに体験できるように思う。

「超オススメ3+1店」に続いて紹介されたのは、「超老舗3店」だった。


神保町スヰートポーズで日本の餃子の原点を探る : 東京餃子通信:


泰興楼八重洲本店の餃子は大きくて美味い : 東京餃子通信:


元祖東京餃子は華興で出会える : 東京餃子通信:

老舗にも色々あるが、この3軒はそれぞれかなり特徴が異なる。流石のチョイスだなぁと唸った。
「スヰートポーズ」は、その佇まいも含め、老舗中の老舗、という感。懐かしいなぁ。最近は行っていないけれど、久しぶりに行きたくなった。
八重洲の「泰興楼」は、ジャンボ餃子の雄。値段はそれなりにはるけれど、それだけの価値はある餃子だと思う。
西巣鴨の「華興」には、塚田さんとご一緒させていただいたこともあり、特に思い出深い。塚田さんもイベントで仰っておられたが、老舗ながら創作意欲に溢れた店だ。

続いて、注目の新店3店。


【阿佐ヶ谷】餃子とクラフトビールが同時に楽しめるWASH1N TOKYO : 東京餃子通信:


【神保町】餃子激戦地にトリュフ餃子の新店「餃子の花里(ケリ)」が登場 : 東京餃子通信:


【八王子】餃子は皮が命!の「餃子のパプア」で餃子三昧 : 東京餃子通信:

まだ、餃子特集の雑誌などでは、それほどとりあげられていない店たちだ。
恥ずかしながら、僕は3軒ともまだ未開拓。まだまだ修餃が足りないなぁと思う。
阿佐ヶ谷「WASH1N TOKYO」は、餃子とクラフトビールが一緒に楽しめる店。神保町「餃子の花里」は、ABChanZOOでも紹介されていた。フォアグラやトリュフを高級素材を使ったリーズナブルな餃子。
どちらも気になったが、個人的には、何と言っても、八王子「餃子のパプア」に行きたい!
「餃子は皮が命」が、キャッチコピー。皮に相当自信をもっているらしく…。


メニューには、こんなことまで書いてあるようだ。
単に店が一方的に言っているだけではなく、塚田さんの評価も非常に高いのだから、本当に魅力的。
この店の特徴は皮だけではなく、創作餃子の意欲も素晴らしく、毎月、新しい餃子を作り、餃子のランキング!まで作っているのだから驚くばかり。
これは、近いうちに是非行かなければなぁ。

そして、「個性強すぎ4店」


ファイト餃子でホワ餃を堪能 : 東京餃子通信:


これは何餃子?外苑前の福蘭に行ってきた。 : 東京餃子通信:


花屋さんで食べる正嗣の餃子定食 : 東京餃子通信:


餃子を求めて走る集団「第一回餃子マラニック」開催(2) : 東京餃子通信:

これまでの店たちの中にも、かなり個性の強い店があったと思うのだけれど、この4店は、それをさらに凌ぐ。
ホワイト餃子は、説明不要だろう。東京餃子通信の記事では、ホワイト餃子技術連鎖店であるファイト餃子が紹介されている。とにかくユニークな餃子(というか、何と言うか…。)だ。
「福蘭」の餃子を初めて食べた時の衝撃は忘れられない。これは果たして餃子と言えるのだろうか…と思った。ホワイト餃子とは別のベクトルだが、「これは餃子じゃない」度では双璧だと思う。独特の店構えも超個性的。ニンニク好き、キワモノ好き?な方は1度訪れて欲しい。
本郷にある「フローリストKT」は、前述2店に比べると、至って普通の、オーソドックスな美味しい餃子。それもその筈、ここの餃子は、宇都宮「正嗣」の餃子なのだから。ただ、この店が花屋である!という点が異色。東京で正嗣の餃子が、それも花屋で食べられるのは、確かに、個性強すぎ、だ。
4店目、野毛「三陽」は、ニンニクこそ強烈、猛烈ではあるが、焼餃子のスタイルとしては、割とオーソドックス。しかし、この店は、とにかく店の個性が強い。店頭の看板キャッチコピーだけでも驚くが、店内も強烈。餃子以外のメニューも、ネーミング含め衝撃的なものが多いので、1度行ったら忘れられない店だ。
そして。

東京餃子激戦区。


蒲田餃子御三家食べ歩きツアーその1(你好) : 東京餃子通信:

蒲田餃子の、この写真が出たとき、塚田さんからクイズが出された。これは、それぞれ蒲田のどの店の餃子か、というクイズである。
いやはやこれは難問だ。僕は、出ている4軒の名前はわかったけれど、それぞれ、どの写真と結びつければいいのか、まったくわからなかった。4軒とも、何度も食べ歩いているというのに!
ただ、わからないのは僕だけではなかった。司会の人が、会場に向けて、「どの店かわかる人」と挙手を求めても、誰も手を上げる者はいなかったからだ。
この日会場に集まったのは、東京餃子通信の熱心な読者たちであり、相当にコアな餃子ファンが集まっていた筈なのに、誰も自信を持って回答できないのだから、これは難問中の難問だと思った。
しかし、塚田さんにとっては、一目瞭然というほど、明らかな違いがあるようで、この羽根の形は明らかに…などと解説されていた。いやはや、あらためてその観察眼の鋭さ、奥深さに唸った。敬服。
ちなみに、正解は左上が你好、右上が歓迎、左下が金春、右下が春香園。(だったと思う…。)


神保町 : 東京餃子通信:

神保町が、いつの間にか餃子の激戦区になっていたのには、少し驚いた。
老舗から新しい店舗までいろいろ揃っている。前述の「スヰートポーズ」「餃子の花里」がその象徴だろう。餃子のバラエティという点では、蒲田を凌ぐかもしれない。
僕はまだ未開拓な店が多いので、今度ゆっくり探訪してみたいと思う。


立川・府中 : 東京餃子通信:

そして、立川。
ここも完全に未開拓なのだけれど、魅力的な店ばかり。
特に、右下の「ぎょうざ工房」。東京餃子通信記事で紹介されたとき、おぉ、ここは絶対に行かなければ!と思った。
他ならぬ塚田さんをして…。

久しぶりに唸ってしまうような餃子店に出会ってしまいました。単に餃子が美味しいだけじゃない、それ以上の感動を与えてくれるお店です。餃子へのこだわりは、パラダイス山元さんの「蔓餃苑」や阿佐ヶ谷の人気店「豚八戒」などと近いものを感じました。
【立川】餃子職人とソムリエのこだわり手作り餃子の一軒家餃子レストラン「ぎょうざ工房」 : 東京餃子通信:

というほどの店。
「蔓餃苑」や「豚八戒」に近いこだわりということは、イコール、餃界最高レベルに他ならないからだ。
ここは本当に行きたい。今すぐにでも行きたい。ちょっと遠いのが難点だけれど、大勢で行って、色んな餃子を堪能したい。
同行者募集中w
(以下、続く。)


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