餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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絶品!圧巻!!5ヶ月待ちで酔いしれた「川治」の海鮮フルコース

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「川治」の店構えは、とてもさりげない。
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日本橋浜町の小路に、あまりにひっそりと佇んでいるので、ともすれば見過ごしてしまう。
実際、今年の1月に初訪店した時は、周囲が真っ暗だったこともあり、いったんは見逃してしまったほど。
しかし。そんなさりげなさとはうらはらに、この店は、とてつもない人気店なのだ。あまりの人気で予約が全くとれず、半年先になることもしばしば。今回も1月に予約して「最短」のタイミングが、昨日、6月13日だった。
いったい何が凄いのか。それは僕がくどくどと書くよりも、出てきた料理の写真を見ていただく方が早いだろう。百聞は一見に如かず、だ。
いくら料理が凄くて美味しくても、値段が高ければ当たり前だと思われるかもしれないので、先に1人辺りの支払金額を書いておこう。
6,100円
この金額を覚えておいて欲しい。
それでは、以下に圧巻料理の数々を紹介させていただこう。
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まず、乾杯前に出ていた前菜的な3点、「ばい貝」「穴子の煮こごり」「枝豆」。
この後は、怒涛の海鮮料理がラスト寸前まで続くので、「枝豆」だけがちょっと異色。前菜的な、とは書いたが、穴子などは、十分メインとしても通用するボリューム、美味しさだった。
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焼き鮎。
いやぁ、美味しかった。実を言うと、僕は鮎が少し苦手だったのだけれど、それは、今まで美味しい鮎を食べていなかったんじゃないかと思ったほど。
これは頭から尻尾まで完食。
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フグのカルパッチョ
海鮮料理なのに、海鮮っぽくない!スパイシーな味付けで、箸が進むこと進むこと。
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フグの白子の天ぷら。
いやはや、実にクリーミー。一口囓ると、口の中で白子の風味がとろける。
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ヤリイカの焼き物。
インパクトはそれほどないけれど、普通に美味しかった。とても優しい味付けで、いくらでも食べられそうな感じ。
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ハマグリの酒蒸し。
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蒸しカキ。
比較するものがないのでわかりにくいかもしれないが、どちらも、かなりの大きさだった。
僕は、普段、貝類もあまり食べないのだけれど、「川治」のものは特別。ハマグリも、カキも、そのボリュームに感動しながら完食。
そして。
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ここで刺身盛り合わせの登場、だ!
圧巻の7点盛り。どれもこれも1品だけで主役になりえる味。本当に美味しかった。
さらに、これで終わりというわけじゃない。
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イサキのバター焼き。
この1尾で4人分。いやはや素晴らしいじゃないか。ここまで、海鮮ばかりをたっぷり食べているのだけれど、調理方法や味付けがバラエティに富んでいて、しかも、どれもこれも美味しいので、全く飽きない。
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毛ガニ。
いったいどこまでメインディッシュが続くんだと言わんばかりのラインナップに唖然呆然。
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この日のコースで、海鮮料理のトリを飾ったのは、鯨ステーキだった。
濃厚な味付けで、これも本当に美味だったなぁ…。
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お新香。
圧巻の海鮮料理で一杯になったお腹に、お新香は最高の清涼剤だ。
で、これで終わりかと思ったら…。なんと。
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サービス?ということで、おかみさんが1点追加してくださった。
アブラボウズの煮物。白身魚に、しっかりと味が染みこんでいて、これもとても美味しかった。
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締めは、ナメコ汁。その優しい味わいは、胃に優しく、心にしみわたった。
料理の素晴らしさもさることながら、昨日は、もうひとつ素晴らしいことがあった。これだけの人気店を、僕らだけで貸し切って飲むことができたのだ。最高の料理を、最高の仲間たちだけで飲む会。だから本当に、至福の時間を過ごすことができた。
料理だけじゃなく、お酒の量もハンパじゃない。3時間半、かなりの量を注文した筈だ。僕は日本酒のブランドに疎いのでよくわからないのだけれど、「作(ざく)」や「羽根屋」という、日本各地の銘酒も飲みまくった。
それで…。
たった6,100円!
このコストパフォーマンスの凄さには、ただただ驚愕するしかない。いやはや本当に凄い店だ。
僕らは、次の機会の予約をしたが、次に貸し切りで日程がとれたのは、なんと、来年の1月!だった。しかし、このボリューム、味、そしてコストパフォーマンスを考えれば、それも当然だろう。
夏と冬ではメニューがガラッと変わるので、また、新しい感動に出会えることを期待して、7ヶ月の間、じっと辛抱して待つことにしたい。
今から本当に楽しみだ。


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