餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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朝から餃子!を堪能できる街、香港

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僕の主食は、餃子だ。
平日の朝や昼はなかなか食べられないけれど、夜は餃子ばかりだし、休日には3食全て餃子の時もある。
餃子は、それ単体で3大栄養素*1を摂取できる完全食だから、餃子とご飯を一緒に食べないのが僕のスタンス。だから、多分、白いご飯よりも餃子の方が多く食べていると思う。
中国文化圏においては、もともと水餃子が主食のひとつとして認知されているので、そんな僕にとって、香港は、まさに、天国のような地だった。
香港滞在2日目、帰国日の朝。僕は夜明けランを終えると、食事ができる店を探した。15km走っても、時刻はまだ7時頃であったが、店は沢山開いていた。僕が泊まったホテルの近く、旺角は、下町的なイメージの街だったから、尚更多いのかもしれない。
喫茶店やファミレスみたいな店もあったが、それとともに、ごく日常の中華料理を食べられる店が普通に朝から営業しているのが嬉しい。前日に行った「北京水餃店」のような店が数多くあり、朝から日常的に餃子を焼いていた。
僕は、そんな焼餃子にも心を惹かれたが、北京水餃店の味には及ばないだろうし、折角香港に来たのだから、飲茶も体験したいと思い、店を探して彷徨うと、ホテル近くで、ちょっと豪華な作りの飲茶店を見つけた。朝6時から開店。流石香港だ。
店構え的に、少し高いかな…とも思ったのだけれど、料理1品あたりの料金は10〜20香港ドル(150円〜300円)というような表示があったので、問題ないと思い、入店。
店内は、地元の人で賑わっており、これだけ繁盛しているならば安心だろうと思えた。
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メニュー。
北京水餃店とは異なり、英語表記や画像もあってわかりやすかった。しかも、注文は、メニューにチェックすればいい方式なので、言葉が通じなくても大丈夫。
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餃子類。
品名の隣にある「大」「中」「小」の表示は、料理の量ではなく、価格帯のこと。「小」から「大」にいくにつれ値段があがり、最高は、「特」。
しかし、「小」で10香港$(150円程度)、「特」でも22香港$(340円程度)だったから、十分リーズナブルだ。
折角飲茶をするのであれば、色々と美味しいものがあったのだろうけれど、僕は、例によって、餃子中心に選択。
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「大」の鮮蝦菜苗餃。
ぷりぷりの海老と野菜が、見事に調和している。皮もモチモチで美味しい。やっぱり餃子は完全食だ!と実感。
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「小」の潮州蒸粉果。
英語表記でdumplingと書かれていなければ、きっとスイーツだと思っていただろう。
何だかよくわからないので不安だったが、安かったし、たまには冒険もしてみようと思い、勇気を出して注文。
これが当たり!だった。ザックザクの食感。クワイやきのこ、青ネギ、さらにはピーナツまで入っていて、実に食べ応えがある、美味しい餃子だ。あとで調べてみたところによると、この潮州蒸粉果は、ここ香港ではメジャーで、どこの飲茶店にもあるようだった。
これで「小」の価格帯なのだから素晴らしい。餃子の世界は奥深いなぁと感じた。
そして。
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「特」の原隻蝦餃皇。
名前からして高級そうだし、メニューに画像も掲載されている「特」価格帯の料理。美味しいに決まっている。
そして、その期待は全く裏切られなかった。大ぶりの、ぷりっぷりの海老が丸ごと。そしてそれを包む皮の素晴らしさといったら!
あぁ、これが香港の点心、飲茶なのだなぁと、僕は本当に幸せな気分になった。
「特」とは言っても、前述の通り、日本円で340円程度。それで朝からこんなに素晴らしい料理が食べられるなんて。
料理を食べた後も、飲み放題のお茶でゆったりくつろげるし、香港の朝は、至福だ。

*1:炭水化物、たんぱく質、脂質


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