(承前)
あれから、もう1週間が経ってしまったのか。
あの、夢のような時間から。
しかし、僕はまだあの感動をまとめきれずにいる。とりあえずの感想をつらつらと書き連ねることは可能だけれど、ネタバレが心配だ。今は公演の真っ最中であり、ネタバレになることは避けた方がいい。
ストーリーの本質が理解できていれば、そのあたりに配慮しながら、エッセンスだけを述べることができるのだろうが、あいにく、僕の理解が追いつけずにいる。情けない。
記憶を補完するために、立ち見でいいので、何とかもう1度見に行きたいところなのだけれど、かなり厳しい状況だ。今後、最終日の16日までは、日曜日の公演がなく、平日は立ち見席販売時間までに会場に着くことさえもできない可能性が高いため、ほぼ絶望的。
だから今回は、とりあえず、会場の写真をつらつらと紹介してお茶を濁すことにしたw
もちろん、公演中の撮影は厳禁なので、販売店などをiPhoneで軽く撮っただけなのだけれど、雰囲気だけでも残しておこう*1。
会場は、赤坂ACTシアター。会場時間の1時間以上前に着いたが、結構な列になっていた。
席は指定席なのに、なぜ、皆そんなに早くから並んでいるのだろう…?と思ったのだけれど、それには理由があった。
会場に入るやいなや、皆、我先にCD即買売場の列に走って行ったのだ。
どうやら、そこでCDやBlu-rayなどを買うと、先着で、みゆきさんの手書きサイン色紙がもらえるということになっており、それが目当てだったようだ。
入場時、僕はそれに気がついておらず、あとから慌てて並んだが、既に手遅れ。色紙は品切れになってしまっていた。
僕は、「縁会2012〜2013」のライブCDをゲット。
この秋、怒濤の4作品リリースのうち、これだけは持っていなかったし、会場限定特典の縁会クリーニングクロスに惹かれた。
このCDを入手することにより、『中島みゆき4作品発売記念キャンペーン』応募券も4枚揃ったので、特製目覚まし時計をゲットできるよう、祈りを込めて申し込みたい。
夜会グッズ即買コーナー。
恒例のポスターやキーホルダーなどの他、会場限定で「夜会カステラ」なども。
場内ロビーにあるACTカフェでは、夜会VOL.18限定のスペシャルメニュー「アルカディア」「ペルシャ」カクテルが販売されていた。
パンフレットに載っていた曲目表。舞台は2部構成だが、第一幕だけで23曲!その全てがみゆきさんのオリジナルなのだから、凄い。
あとで記憶を辿りやすいように、その曲目を書き起こしておこう。
M1 | なぜか橋の下 |
M2 | 水晶球 |
M3 | 謎な女 |
M4 | 問題集 |
M5 | いらない町 |
M6 | 失せ物探し |
M7 | 恋なんていつでもできる |
M8 | いちど会ったらどうかしら |
M9 | 大きな忘れ物 |
M10 | 猫なで声プリーズ |
M11 | 川の音が聞こえる |
M12 | 一族 |
M13 | 昔々あるところに |
M14 | 捨て子選び |
M15 | すあまの約束 |
M16 | 男の仕事 |
M17 | 身体の中を流れる涙 |
M18 | 男の仕事 |
M19 | みのむし(鬼の捨て子) |
M20 | 私と一緒に |
M21 | 猫籠 |
M22 | 人柱 |
M23 | 人間になりたい |
幕が変わって、また23曲。第二幕は繰り返しの曲が増えるけれど、第一幕の時とは違う形で使われており、それがまた大きな意味を持っていた。
M24 | 問題集 |
M25 | 身体の中を流れる涙 |
M26 | どうしてそんなに愛がほしいの |
M27 | 雨天順延 |
M28 | ペルシャ |
M29 | 袋のネズミ |
M30 | シャッター街 |
M31 | 恋なんていつでもできる |
M32 | 雨天順延 |
M33 | 二雙の舟 |
M34 | 水晶球 |
M35 | 一族 |
M36 | 呑んだくれのラヴレター |
M37 | 一夜草 |
M38 | 毎時200ミリ |
M39 | いらない町 |
M40 | 呑んだくれのラヴレター |
M41 | 猫にだけ見えるもの |
M42 | 国捨て |
M43 | IndiaGoose |
M44 | 私と一緒に |
M45 | IndiaGoose |
M46 | なぜか橋の下 |
「問題集」にはIndiaGoose以外にも、何曲かこの夜会で使われた曲が収録されているため、僕は、それらの曲を聴く度に、夜会の情景が甦ってくる。
そして、CDに収録されていない、その他の曲たちも、もう1度聞きたくてたまらなくなる。
前述の理由から、細かい感想はこれ以上書けないのだけれど、ひとつ、明らかに言えることは、設定と配役が素晴らしい!ということ。みゆきさんの歌唱が素晴らしいのは言うまでもないが、中村中と石田匠の歌、声量も素晴らしい。みゆきさんのメロディーを完全に昇華して、見事に歌いきっている。
あぁ、何とかもう1度見に行きたいなぁ…。
Tweet
*1:公演中以外の写真については、係員の目の前で普通に撮っても、どの場所でも何も言われなかったので、問題ないと思う。