追憶の9.11

WTC跡地。

今年のNY行で、3年ぶりに訪れ、僕はその変貌ぶりに唸った。
あの日に関する僕の思いは、3年前のエントリー（あの時僕はNYにいた）で詳しく書いたから、繰り返さない。
ただ、僕にとって9.11は特別な1日。あの日の記憶は決して消えないけれど、今年、久しぶりに跡地を再訪したことで、今日は特に感慨深い思いがある。

跡地には、2つの大きなプールができていた。
当時の忌まわしい事件を、記憶を、全て洗い流してしまおう、とでも言うように、とめどなく水が流れ続けている。

プールサイドには、あの日に亡くなった方々の名前が刻まれていた。
今年の4月、跡地に9/11 Memorial Museumがオープンしており、長い行列になっていた。もちろん入場。

事件当日のアメリカ。

午前8時46分、そして、その17分後に起きた、まさかの悲劇。言葉を失う。

WTCの階段。

消防車。

一瞬にして廃墟となった街。

ロウアー・マンハッタンに立ち上る煙。
僕はあの日、わけがわからないままブルックリンまで行ってしまったので、この煙は生で見た。唖然呆然としたことを思い出す。

ノースタワーの残骸。

決して忘れない。
合掌。
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