成田からニューヨークまでのフライトは13時間超。
気流の関係とかで多少時間にブレはある*1が、とにかく長い、ということだけは確かだ。
長時間のフライトは非常に疲れる。狭いエコノミーの機内では尚更。数年前のNY行でも、旅行自体は楽しかったものの、機内では苦痛の記憶しかなかった。
今回は、たまたま、足を伸ばせる非常口座席*2を確保できたので、まだマシとはいえ、それでも辛い。
ただ、今回は、そんな退屈と苦痛を凌いでくれるツールがある、と僕は期待していた。
JAL SKY Wi-Fi。機内でのインターネットサービスだ。
ネットが繋がれば、時間が経つのは非常に早い。僕が13年前に初めてNYに行った時は、同様のサービスがあったのだけれど、いつしか消えてしまったので、その後何年も、機内では退屈だったことを思い出す。
だから、一昨年このサービスが始まった時は、本当に嬉しく、今度NYに行くときは絶対に使おうと思っていたのだ。
遂に念願叶って嬉しい。しかも、去年のJAL修行の成果で、僕は「国際線Wi-Fiキャッシュバックキャンペーン」の対象になっていたから、実質無料で利用でき、気分最高だった。
が…行きの機内では思いがけない事態が待っていた。
とにかく、繋がらないのだ。まず、最初に、クレジットカードなどでの登録を行わなければいけないのだけれど、それを終えるまでに1時間近くかかった。
何度かのリトライののち、ようやく登録を終え、それから10分程度は快適にwebサーフィン。
しかし、それから先が本当の地獄だった。いやはや全く繋がらなくなったのだ。いざSNSのタイムラインなどを見ようと思っても、ネットワーク接続できず、Webでのトップ画面を見ると、「衛星接続なし」との非情な表示。
こんな画面が現れるばかりで、それから先には進めない。30分おきぐらいに、毎回繋ぎ直してみるものの…。
何度やってもこの画面orz
一見同じ画面に見えるかもしれないが、最上部、時間の経過に注目していただきたい。6時間超、全く繋がらなかったのだ。
その後も折りをみて接続してみたが、一向に繋がる気配はなく、僕は諦めて、映画などを見て過ごすことにした。イライラで眠れなくなってしまったし、気分は最悪。
不満を感じていたのは僕だけはない。僕の周りでも、CAを呼び出し、不満を訴えていた人がいたし、着陸時のCAアナウンスでは「今日は、JAL SKY Wi-Fi の流れが悪く、ご迷惑をおかけしました」と言っていたから、苦情が殺到したのだと思う。
Wi-Fiの流れって何なんだ。そもそも、ながれが悪いとかそんなレベルじゃないぞ!
CAに責任は全くないが、思わずツッコミを入れたくなってしまった。僕はWi-Fiキャッシュバックキャンペーンで返金されるから我慢したけれど、これで$16.8とられっぱなしだったら、絶対納得できなかったと思う。
全員返金が当然だと思うのだけれど、こういう場合でも認められないのかなぁ…。
(以下、続く。)
Tweet