先週の平日夜に鑑賞。
日本での公開が決まって以来、ずっと見たかった映画だ。
僕の大好きなマンハッタンが舞台。妄想癖のある主人公ウォルター・ミティが、「LIFE」誌の休刊という事件をきっかけに、平凡な日常から世界に飛び出すという設定がいい。
そして、その主演、監督、製作全てを、才人ベン・スティラーが担うというのも魅力的だった。
既に二番館での上映となっていたため、もう少し待てばメディア化もされると思ったのだけれど、この映画は、どうしてもスクリーンで見たかった。
予告篇では、迫力ある世界各地の情景が描かれていたので、それを大画面で味わいたかったし、この映画で描かれる「非日常」体験は、映画館で味わってこそ感動できると思ったからだ。
果たしてそれは正解だった。
ネタバレになるので、あまり詳しくは書かないけれど、グリーンランド、アイスランド、アフガニスタンなど、世界の秘境を巡る冒険譚は実に素晴らしい。有名映画の小ネタが色々と散りばめられているなど、随所にニヤリとさせられる点が多いのも良かった。
そして。
ミティが冒険に繰り出した際、その背景に、次のような言葉が散りばめられたのが、とても印象的だった。
- TO SEE THE WORLD (世界を見よう)
- THINGS DANGEROUS TO COME TO (危険でも立ち向かおう)
- TO SEE BEHIND WALLS (壁の裏側をのぞこう)
- TO DRAW CLOSER (もっと近づこう)
- TO FIND EACH OTHER (お互いを知ろう)
- AND TO FEEL (そして感じよう)
- THAT IS PURPOSE OF LIFE (それが人生の目的だから)
いやぁ、沁みるなぁ。
僕も、今すぐ日常から飛び出して、世界を見たい。壁の裏側をのぞきたい。ウォルター・ミティほど果敢な行動はできないと思うけれど、世界の街を駆け抜けたい!と強く思った。
日常の仕事に疲れている人、旅好きな人、妄想好きな人(?)には、オススメ。
https://www.youtube.com/watch?v=tiuAT12-534:MOVIE
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