餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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発作的ひとりマラソン症候群(その2:追憶のひとり東京マラソン(後篇))

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(承前)
3月21日。午前7時半。
20140321_lonely tokyo marathon 1

僕は新宿都庁前にいた。
あの日と同じだ。そう思っただけで気分が高揚してきた。あの日は、それから1時間40分後、夢の時間が始まったのだ。
最初は、スタート時刻も合わせようかと思ったのだけれど、諦めた。あの日と違って、車道をゆったり走れるわけじゃない。歩道を走るしかないため、時間が経てば経つほど、雑踏で走りにくくなるからだ。できるだけ、早く走り始めた方がいい。
天気は快晴。でも、北風が強く、とても寒く感じた。これ以上は立ち止まっていられない。ということで、僕は早速、ひとり東京マラソンのスタートを切った。
以下は、走りながらiPhone 5で撮った写真をつらつらと。別途にデジカメでとった写真もあるのだけれど、整理できていないため、今後、追加、差し替えなどを行っていくかもしれない。
いずれにしても、自分への備忘録的用途以外、誰の役にも立たない写真の数々なので、スルー推奨(汗)
20140321_lonely tokyo marathon 2

竹橋。
皇居周りはよく走っているけれど、ここから逆回りで走るのは、東京マラソンの時だけ。練習での皇居逆走は基本的にNGなので、道路を挟んだ歩道を中心に走った。
20140321_lonely tokyo marathon 3

東京タワー。
なぜか、レース中で見た記憶が残っていない。こんなに近くに、くっきりと見えるのに。今年のレース中、僕は「前しか向かねえ」状態だったのだろうかw
20140321_lonely tokyo marathon 4

増上寺。
ここも、今年のレースでは全く記憶にない。いったい僕は、このあたりで何を見て、考えて走っていたのだろう。このあたりは往復するから、2回も通りすぎているのに。
20140321_lonely tokyo marathon 5

銀座。
もちろんここはよく覚えている。レース中も写真を撮りたくなったスポットだ。この風景を見ると、元気になれる。何だか力が漲ってくる。そう思うランナーは僕だけじゃないと思う。
この辺りが東京マラソンの中間地点。そのコース設定が実に絶妙で、素晴らしい。
20140321_lonely tokyo marathon 6

スカイツリー
今や東京名所のひとつだけれど、東京マラソンが始まった時には存在しなかった建物だ。そう思うと感慨深い。
20140321_lonely tokyo marathon 7

浅草。
ヤッホー、浅草だ、浅草だ!と叫びたいぐらい、好きなスポット。レース中は本当に痺れた。ここは声援も素晴らしかったんだよなぁという感慨がしみじみ。
浅草は観光スポットなので、祝日の21日は、もの凄い人だかり。ここだけは歩道を走る余地もなく、僕は素直に歩きながら人混みをすり抜けた。
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銀座アゲイン。
鈴なりの声援。すれ違うランナーたち。そこでまた大きな元気を貰える。銀座を2度通過するという、このコース設定が、本当に最高。
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佃大橋。
東京マラソン最大の難所と呼ばれている場所だ。それほどたいした上り坂ではないのだけれど、それまでの35kmが、下りもしくは平坦なので、きつく感じるのだろう。
でも僕は、このあたりからいつも「もうすぐ東京マラソンが終わってしまうんだなぁ」という思いが溢れてくるので、それほどつらく感じない。
ただ、今回はひとりマラソンなので、結構疲れ気味になっていて、かなりスローダウンしていた。この入口は、東京マラソンのレースでしか走って上れないので、側道から階段などを使う必要があり、それが少し足に応えたというのもある。
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ゴーーール!
東京ビッグサイトに着いたのは、午後1時。5時間半のひとり東京マラソンが終了した。
20140321_lonely tokyo marathon 11
Garminが記録してくれた、ひとり東京マラソンの記録。
途中、ちょっとだけ迷ったところがあり、走行距離は44kmを超えてしまったが、この記録だけ見ると、「ほぼ」東京マラソンのコースランを再現できたのではないかと思う。
40km以上走ったにしては、短く感じられたのは、やっぱりコースが素晴らしかったから。またいつかチャレンジしてみたいと思っている。
コースはしっかり覚えたし、何しろとっても楽しいので、今度は誰かをナビゲートしてあげたい気分になった。
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