11月1日。
遂にiPad Airの発売日となった。事前予約は受けつけていなかったが、今日から全国各地のApple Storeなどで一斉に販売が開始される。
そして、WebサイトのApple Storeでも購入できるようになっていた。
ただ、僕がチェックしたのは、夜明けランの後だったため、深夜のお祭りで、既に在庫切れになっているのだろうなぁ、と思ったら…。
ん…？
何と、どのモデルも24時間以内出荷。普通にカートへ入る。なんてことだ。
このまま購入手続きに入れば、週末には届く筈。今日の今日どうしても欲しいのでなければ、わざわざ並ぶ必要もなく、入手できてしまうのだ。便利な時代になったなぁ。
ただ…。僕はこの先に進むのを躊躇っている。
あの時の心境のままならば、このまま一直線に進んでいたのだろうけれど、その後、いろんな情報に触れるうちに、心が揺らいでいた。
iPad Airの素晴らしさには痺れていたが、やっぱり実機を見てから判断したい。できれば、miniとの比較もしてから決めたい。そう思えてきたのだ。
Air登場の衝撃で、一瞬切り捨ててしまったが、そもそも僕は、miniのサイズに惚れていた。実機を触った時は、心がぐらついた経緯もあった。しかし、結局諦められたのは、「Retinaディスプレイではない」ことだった。
そんなminiが、「Retina搭載」「スペックはAirと同一」「しかも同一スペックのAirよりも安い」という3点を備えた以上、現物を比較する前に、Airに決め打ってしまうのは、何だか早計な気がした。
実機を比較して、結局Airのサイズ感に惚れる可能性は高いけれど、何はともあれ、比べてみないことには始まらない。
新miniの発売は11月中と告知されており、品薄が予想されているため、miniが欲しくなった場合、すぐに入手するのは難しいかもしれない。
しかし、今は、モバイル機器への物欲が薄れており、昔ほど「どうしても発売日に欲しい！」という思いはなくなっている。
だから、焦らず、ゆっくり比べて決めようと思う。
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