餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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北海道で孤独のグルメ(前編:札幌市中央区「満福や」のあんかけ餃子)

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北海道マラソン前日。
新千歳空港に着いたのが17時過ぎだったので、そもそもスタートが遅かった。札幌の街をふらふらと散策、時計台で観光気分の写真などをとりつつ、大通公園へ。
マラソンの前日受付を済ませ、ホテルにチェックインを行い、再び時計台まで戻ってきた頃には、真っ暗になっていた。
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…とにかく腹が減った。
なぜ時計台まで戻ってきたかというと、このすぐ近くに、餃子の旨い店があるという情報をいただいたからだ。食べログなどで検索してみたところ、評価が高く、焼餃子も水餃子も美味しそうだった。ということで、訪問してみることに。
場所は、時計台すぐ隣のビルの地下だった。
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発見!
誰も並んでなかったし、外から店の中を見ると、いくつか空席もある。ということで、店員に1人であることを告げ、席を求めると…。
なんと、満席だとのつれない返事。空いているじゃないかと目で訴えると、「予約席なんです。」とのこと。カウンター席っぽいところもあったのに、それも全て予約…?
僕が困った表情をしても、にべもなく「すいませーん」で終了。「少々お待ちいただけますか」の一言もない。
何だか、ひとり客など歓迎していないような雰囲気だ。
それでも折角来たのだからと、10分程度待ってみたが、空く雰囲気はなかった。少し歩き疲れていたし、マラソン前日なので、足を休めたい気分もあった。もう限界だ。
ということで、僕は気分を切り替えて、安住の地に向かった。
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「満福や」
去年、餃子ローディングを行った店だ。ここなら絶対間違いはない。そして、それは正解だった。店内の雰囲気は千客万来的で、そして驚くべきことに、店員さんも僕のことを覚えていてくれた。
「あー、去年のマラソンの方ですねー。1年ぶりまして。今年も走るんですね。頑張ってくださいね。」と、明るく笑って言われた。ちょっと感動。やっぱり、客商売は、こうでなくっちゃいけない。
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餃子が出てくるまでの間、定番商品らしいきゅうりの1本漬けで凌ぐ。あっさりしていながら、しっかり味もついていて美味しかった。
飲み物は炭酸水。レース直前であり、アルコールはもちろんのこと、カフェインも控えていたので、烏龍茶も飲めなかったからだ。
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焼餃子、登場!
いやはや、本当に美味しかった。ザクザクの野菜、そしてたっぷりのニンニク。皮のカリカリ感ともちもち感のバランスも、僕好みだった。1年ぶりにこの味に会えてよかった。僕は感動を噛みしめた。
そして。今年はもうひとつ楽しみがあった。
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「新名物」として、去年はなかった「あんかけ餃子」というものがメニューに加わっていたからだ。これは注文せずにいられない。
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来た!
焼餃子の上に、野菜のあんかけが乗っている。要は、さっきの焼餃子の上に、あんかけをかけただけなのだ。
正直、あんかけをかけるなら、水餃子や揚餃子の方が合うんじゃないかという気はしたけれど、あんかけと焼餃子も、意外と味が喧嘩せず、ほどよく収まっている。
餃子の皮を挟んで、外も、中も、たっぷりの野菜。焼餃子の焦げ目がアクセントとなって、これはこれで悪くないと思った。
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店内には、「孤独のグルメ」でブレイクした、松重豊の写真とサインが飾られていた。
といっても、この店が「孤独のグルメ」に登場したわけではなく、「探偵はBARにいる」の札幌ロケの際に、訪問されたとのこと。流石、松重豊。とても目が高いなぁと思った。
今年もたっぷりの餃子でカーボローディングでき、とても幸せだった。これが翌日の北海道マラソンに繋がったことは言うまでもない。
来年も、また是非訪れようと思う。
(以下、続く。)
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