大阪を訪れた主目的は、修行だった。
しかし、修行といっても、端的に言えば「但馬に行って帰ってくる*1」だけのことだから、それ以外は僕の自由時間だ。
そして、但馬修行は、宮古修行や宮崎修行に比べると、修行回数が少ない分、フリータイムが長い。とりわけ昼にもフリータイムをとれるのが大きな特徴。
ということで、僕はそれを生かした計画を立てることにした。
テーマは、「ICHIZO Meets OSAKA GYOZA」
この日のためにとっておいた「Meets Regional」の餃子特集号を携えて、大阪餃子に出会う旅、餃子探しの旅だ。
我ながらバカじゃないかと思うけれど、こういった楽しみを絡めてこそ、修行の醍醐味がある。
もともと、大阪には、絶対に訪れたい店があったのだけれど、折角大阪まで行くのだから、その1軒だけじゃつまらない。
ということで、土曜の修行終了後、営業時間との兼ね合いとホテルからの距離などを鑑みて、僕が選んだのはこの店だった。
餃子のだんちゃん。
ホテル近くの扇町駅から地下鉄1本で行ける、長堀橋駅近くの店だったというのが、選択のポイント。雑誌の画像を見る限り、メチャメチャ焼き色が綺麗で美味しそうだし、店の雰囲気も結構良い感じに映った。
ということで、チェックインを終えたあと、早速出かけてみた。
実際は、長堀橋から結構歩いて、心斎橋方面に向かう繁華街の中にその店は佇んでいた。
それほど大きくない店だったけれど、小綺麗で、店内の雰囲気も悪くなかった。
餃子の味は…皮も具もそれほど大きな特徴はないが、普通に美味しい大阪餃子という感じ。
ただ、この大きさで1人前450円というのは、ちょっと高い気がした。例によってiPhoneと比較していただくと、餃子のサイズがおわかりかと思う。写真は2人前。これで900円というのはちょっとなぁ…。
悪くはなかったけれど、大阪ならば、もっと安くて美味しい店がある筈。
僕は「Meets Regional」を繰りながら、その店からほど遠くない店を探し出し、そして、向かうことにした。
(以下、続く。)
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*1:ことを繰り返すw