餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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FOMA(エリア)対応だけれど、FOMA(端末)非対応なので、注意が必要な「OCN モバイル エントリー d LTE 980」

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実に紛らわしい。
僕はすっかり誤解していた。それはそうだろう。プレスリリースの文面を読めば、FOMA端末でも使えると思うのが自然だ。

全国政令指定都市人口カバー率100%のXiエリアのほか、全国人口カバー率100%のFOMAエリアにも対応しているため、幅広いエリアでモバイルデータ通信が可能
業界最安値、月額980円のLTE対応モバイルデータ通信サービス「OCN モバイル エントリー d LTE 980」の提供開始について | NTT Com 企業情報:

このリリースを受ける形で、各ニュースサイトでも「FOMAエリアも対応」という紹介がなされ、広まっていく。
だから、僕のように、「LTE通信はできなくても、FOMAでの通信はできる」と思った人も、結構いるのではないかと思う。
しかし、それは大きな誤解だった。

FOMA端末には対応しておりません。
『重要事項』のご案内 - OCN モバイル エントリー d LTE 980をお申し込みのお客さまへ - | OCN:

このご案内は、Amazon販売ページからも「ご注意(免責)>必ずお読みください :」として、PDF版にリンクが張られているから、購入時には当然読んで、理解しておくべきなのかもしれない。
しかし…。
細かい文字が続き、しかも延々とスクロールしないとわからないようなところに、「さらっ」と書かれても、それを理解するのはなかなか難しい。上記引用では、便宜上太字にしたが、実際は太字表記にもなっていないのだ。
さらに、例えば、上記が目に入ったとしても、尚、「FOMA端末では、LTE通信ができないから、そう書いてあるだけ。FOMAエリアでは問題ない。」と思ってしまう人もいるのではなかろうか。
先行している同種のMVNOサービス、例えば僕が今契約している「楽天ブロードバンドLTE エントリープラン」では、FOMA端末でも全く問題なく通信出来ているからだ。
しかし、この「OCN モバイル エントリー d LTE 980」は、違う。
FOMA端末に挿しても、全く、SIMとしては機能しない。たとえFOMAエリアであっても通信できない。僕が実際に検証したわけではないが、昨日のコメント欄で教えていただいたし、Amazonのレビューなどでも実例報告があがっている。
これについて、『重要事項』のご案内 にさらっと書いて免責とするのは、いささか強引すぎるような気がするのは僕だけだろうか。
誤解を生じやすい状況なのだから、各種リリースや販売ページでもしっかり案内すべきことだと思うのだけれどなぁ。
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