餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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期限内なのにアウト…RUNNETエントリーシステムの理不尽

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突如、現金書留が送られてきた。
想定外の「現金」が届いたわけだから、喜ぶべきなのかもしれないが、素直に喜べないわけがあった。

発送者の名前が「仙台国際ハーフマラソン大会実行委員会」だったからだ。
参加予定者に対して、ナンバーカードでも大会要項でもなく、現金が送付されてくる理由はただひとつ。
「返金」しか考えられない。まさか…と思って憂鬱になったが、果たしてその通りだった。

現金書留の中には、事務局からのご案内文書と現金が同封されていた。
金5,500円也
結構な金額だから、臨時収入と考えれば嬉しい。しかし、もともとは僕が払ったお金だ。そう考えると、複雑な気持ちになる。
ご案内文書には、「定員に達して締切になったあとに入金が行われたため…」という旨の説明が書かれていた。加えて、裏には、RUNNETのエントリー画面イメージが掲載されており…。

エントリー時に「参加料の入金先着による定員締切となりますので、早めのご入金をお勧め致します。」と書かれていたのだから、(入金が遅れたことによる返金を)ご理解ください、との説明があった。
ただ、この文章は、RUNNETで定員制のある全ての大会において、デフォルト表示されているものであり、特に強く意識できるような表示にもなっていない。
そのため僕は、単なる「早めに申し込んでくださいね」的な意味合いなのかと思っていた。実際、これまでの大会でも、僕は入金が期限ギリギリになることが多かったけれど、それで参加できない大会はなかった。
だから、入金期限までは、「RUNNET枠」として確保されている物だと思っていたのだ。
しかしそれは、大きな誤解だった。
確かに、入金が遅れた僕に全責任はある。文句を言うのは筋違いなのかもしれない。
ただ、RUNNETが定める期限内には入金したし、現に、RUNNETのマイページ画面では今でもこのように表示されている。

「エントリー完了」
完了したけれど、僕はこの大会に出ることはできないのだ…。
仙台国際ハーフマラソンは、伝統ある大会であり、僕は非常に出場を楽しみにしていた。だから、本当に痛恨。
RUNNETは、去年の夏、それまで一律200円だったエントリー手数料を、変則従量制(参加者支払額4,000円までは200円。それ以上は支払額の5%)という形に大改悪した。例えば、参加費15,000円のサロマ湖では、200円の手数料が750円!にもなったのだ。
しかも、大会への参加費だけでなく、マラソンバスや有料Tシャツにかかるお金も対象になるから、そういったものを申し込めば、どんどん手数料が高くなる計算。そもそもRUNNETでかかる「手数」なんて、大会の参加費と無関係だと思われるのに、何故参加者の支払金額と手数料が「比例」するのか、僕は不思議でならない。
そんなボッタクリの手数料をとっておきながら、参加者の枠さえ確保しないで受け付けるなんて、どうにもこうにも理不尽だ。
嫌なら利用しなければいいと思われるかも知れないが、マラソン大会のエントリーでは、RUNNETが主要大会の多くを独占に近い形で牛耳っているので、逆らうのは困難。それが何ともやりきれない。
今年の1月から、RUNNETは、コンビニ払いなどの支払期限を一気に縮めて、エントリー受付手続き後「7日」とした。その間に入金がない場合、エントリー期限内であっても無効とし、定員前であれば再度エントリーできる形になった。
そういった仕組みにした以上、「7日間」のうちに入金すれば、ギリギリであっても、今度こそは確保されているのだろう…と思いきや、そうではなかった。
エントリー画面では、今も、「参加料の入金先着による定員締切となりますので、早めのご入金をお勧め致します。」の表示がなされるからだ。
悪意に解釈すれば、超人気大会であっても、RUNNET側は、何のリスクも負わずに、ただバカ高い手数料だけを搾取する形になる。
エントリーした以上、さっさと入金手続きをすればいいだけの話で、RUNNETに責任はないだろ、と言われればその通り。今回の件にしても、ズボラで入金が遅れた僕が悪いだけだ。それは判っている。
判っているけれど、じゃぁ、入金期限って一体何のためにあるんだろう…。
やっぱりちょっとやりきれない。
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