(承前)
ということで、ソウルの夜、2次会。
女性陣が別行動となり、男性のみになったので、怪しい店に…などということは断じてなく、至って健全な店に向かった。
場所は、若者向けの繁華街である鐘閣駅周辺。
年末のカウントダウンが行われるという普信閣の前に、その店は位置していた。
店の名前はぺッセジュマウル。
後で知ったのだけれど、ペッセジュというのは、百歳酒のこと。ここは、百歳酒の製造会社が運営している会社だったようだ。僕は結構百歳酒が好きで、日本で結構呑んだりもしていたのに、気がつかなかったとは不覚。
ということで、注文したのは百歳酒ではなく、生マッコリ。
2種類のマッコリを頼んだのだけれど、やっぱり樽タイプの方が美味しかった。
絶品!だったのが、この海鮮チヂミ。
「ヘムルパジョン(韓国風海鮮お好み焼き)」というのが正式名称。いやはやこれが旨いのなんのって。
僕は大のチヂミ好きで、日本でも色んな店で食べ歩いているが、間違いなく、これまでに食べたチヂミの中で最も美味しかった。
もちもち、サクサクで、具たっぷり。この店の1番人気メニューだというのも頷ける。正直、このチヂミを食べるためだけにまたソウルに再訪したいと思っているほど。
海鮮チヂミがあまりに美味しかったので、もう1品チヂミを注文。
ジャガイモチヂミ。
形も味も異色。知らない人に見せたら、たぶんチヂミとは思わないんじゃないかと思う。独特の食感で、不味くはなかったけれど、これだったら、もう1回海鮮チヂミを注文した方がよかったかもw
2次会ということで、あまり沢山は食べられなかったけれど、まだまだ魅力的な料理もあったし、店の雰囲気も明るくてとても良かった。この店は絶対に覚えておいて、必ずまた行きたい。
その後、いったんホテルに戻ったものの、ホテル付近に気になる店があるというメンバーがいて、3軒目へと繰り出すことに。ここで女性陣も再び合流。
既に、時刻は0時を回って、2月3日になっていた。
この写真だけ見て、これが何か判る人は、相当の韓国通だと思う。
正解は、ジャージャー麺。といっても、一般の人が思い描くそれとは大きく異なるだろう。これは、韓国式ジャージャー麺のチャジャンミョンと呼ばれるものなのである。
麺は手打ちの太麺。もちもちしていて美味しかった。スープ(というかあんかけというか)は甘くて、とても味わい深かった。玉ねぎがこれまた美味。
この料理は、日本の韓国料理店でも注文したことがなかったので、今度見かけたら食べてみようと思う。
なぜか、キムチではなく日式(?)の漬け物がついてきた。特別な意味があるのだろうか。
なんだかんだで、食べまくった1日だったけれど、どれもこれも美味しかったので本当に満足。しかし、ソウルには、まだまだ美味しい店がいくらでもある。
翌日も、僕はそれを実感することとなった。
(以下、続く。)
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