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BlackBerry…名前の由来とOS10の未来

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ふと。
BlackBerry Japanの公式アカウントが、以前facebookで投げかけていた質問を思い出した。


BlackBerry Japan / ブラックベリーさんのページ。

BlackBerryの名前の由来を知っていますか?」
そんなもの、質問するまでもなく、答えは一択だろうと思っていたのだけれど、意外や意外、全員正解というわけではなかった。「アップルに対抗して、果物で」というコメントには、そういう捉え方もあるのかと思ったほどだ。
ただ、もちろん殆どの人が正しく理解しており、そのコメントが集まってきた頃、公式アカウントからも正解が発表されている。

BlackBerryの名前の由来は、キーボードが果物のブラックベリーに似ていることからです。」
そう。間違いなくそうなのだ。だからこそBlackBerryなのである。
いわばBlackBerryの代名詞とも言えるキーボードの特徴は、Googleの画像検索で「BlackBerry」を検索してみるとよくわかる。

まさに圧巻。これこそがBlackBerryのイメージそのものだと思う。
試しに、和訳した「黒苺」で検索してみたところ…。

流石に果実の黒苺が並ぶが、それに混じってBlackBerry端末も散見される。和訳の「黒苺」となっても尚、名前の由来は繋がっているのだ。
そんなことをふと思い出したのは、昨日発表されたこのニュースを読んだから。

カナダのリサーチ・イン・モーション(RIM)は12日、新たなモバイル向け基本ソフト(OS)「ブラックベリー0(BB10)」を搭載した新型スマートフォン(多機能携帯電話)2機種を来年1月30日に発表することを明らかにした。
加RIM、新型「ブラックベリー10」スマホを来年1月30日発表 | テクノロジーニュース | Reuters

ここまでは良いけれど、読み進んでいくとちょっと憂鬱になった。

タッチスクリーン搭載端末をまずロールアウトする。ブラックベリーユーザーの人気が高いQWERTYキーボード搭載端末はその数週間後、両方の端末のローエンドバージョンはさらにその後に投入する。

BlackBerryの名前の由来であり、代名詞であるQWERTY端末が、なぜ「後回し」になってしまうのか、理解に苦しむ。
ただ、以前からの発表も踏まえて考えると、OS10の顔はあくまでタッチスクリーン端末ということなのだろう。
メディアが掲載している写真も、こんなものばかりだ。

BlackBerryというロゴがなければ、BBであることを見分けるのも困難な端末。
あぁ、これのどこが黒苺なんだろう。
これがBlackBerryの主流だというなら、前述のような由来の質問は成り立たなくなってしまう。あるいは「かつて…」などという注釈がついた回答になってしまうかもしれない。それを考えるだけで空しくなる。
フルタッチ化することで、内部的には大きく進化するのかもしれない。しかし果たしてそれは、BBユーザーの求めているものなのだろうか。
iOSAndroidで快適にタッチスクリーンを使っていた人たちが、乗り換えてまで使うほど、魅力を感じるようなものなのだろうか。
僕は未だに疑問を感じる。
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