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ようやく「ビアンカ・オーバースタディ」を読める幸せ(太田が悪い!篇)

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遂にやってくる。あの「ビアンカ・オーバースタディ」を単行本で読める日が。
僕は今から胸が高鳴ってたまらない。8月17日発売ということで、正式にはまだ発売前なのだけれど、なんと、発行元である星海社のWebサイトでは、第1章とあとがきが丸々掲載されている!
なんという大盤振る舞いだろう。


筒井康隆『ビアンカ・オーバースタディ』第一章 哀しみのスペルマ Illustration/いとうのいぢ | 最前線

思えば、今回Webサイトに掲載されている第1章を、「ファウスト」誌で読んだのは、4年前の入院中だった。あの衝撃は忘れられない。
どのくらい驚いたか、あの時のエントリーを再録してみよう。

筒井さん初のライトノベルということで、ドキドキしながら読んだけれど、期待に違わぬ衝撃作。なんと、美少女ビアンカが、少年の××の××を××して、かつ別の少年の××を××して比較したら、一方が地球外の××だった*1というのだから、これが驚かずにいられようか。
完璧なライトノベルにして、エロ小説であり、しかもSF。凄すぎる。こんなことを紫綬褒章まで受章したほどの巨匠が書くか?しかも74歳で。しかし、それができるのが、筒井さんの凄いところ。いやはや驚いた。問題は、この続きがいつ読めるのかということ。
入院中に読んでいた雑誌 - 言い捨ての小部屋

なぜ僕が、続きのことを心配しているかというと、この「ファウスト」という雑誌が、とにかくいつまでたっても発売されない、超不定期刊行物だったため。なんと、その前号は2年半前だったのだ。
結局、次号が発売されたのは3年後という有様。この時の模様も、僕はこのエントリーで書いている。

この続編は、書き下ろしを加えての単行本化が予告されていたため、僕は、その発売を指折り数えて待っていた。
いよいよ遂に発売になるというのが、嬉しくてならない。
そもそも、こんなに完結まで時間がかかったのは、全て「太田が悪い!」せいで、筒井さんには全く非はない。本当に待ち遠しかったが、それだけに期待感もひとしおだ。
それにしても…。
この小説を「21世紀の“時をかける少女”の冒険が始まる! 」と紹介するのは、いったいどうなんだ星海社
筒井さんのことをよく知っている読者であれば、全く驚かないだろうけれど、例えば、「時をかける少女」しか読んだことのない人がこれを読んだら…。さらに、アニメ版しか知らない女子高生とかがこれを読んでしまったら…。
いやはや、そう考えると、ツツイストとしてはとてもワクワクしてしまう。(←ヲィ
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*1:伏せ字部分は僕が付与。ここは読んでのお楽しみ。前述第1章を読んだ方には納得いただけると思うけれど(^^;


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