餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や将棋の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

スポンサーリンク

何度行っても興奮と感動がおさまらない蔓餃苑の至福(完結編)

スポンサーリンク

(承前)
これぞ、究極の餃子デザートだ。
第3回蔓餃苑2012.6.2〜モツアン餃子1

「モツアン餃子」。
その名前だけを聞いて、餃子のイメージが浮かぶ人は少ないだろう。もしかすると、内臓肉の「もつ」が具だと誤解する人もいるかもしれない*1
しかしもちろん、その「もつ」とは何の関係もない。
モッツァレラチーズとあんこで、モツアン。そして中にはなんと…。
第3回蔓餃苑2012.6.2〜モツアン餃子2

苺が丸ごと入っている。
絶妙きなこトッピングも含めて、紛れもなく、見事なデザートとして完成された一品だ。そして、紛れもなく餃子でもある。感動せずにはいられない。
僕がこの「モツアン餃子」に出会ったのは3回目で、何度食べても美味しいその味に感動していたのだけれど、ひとつだけ僕は誤解していた。
僕が食べた3回の「モツアン餃子」には全て苺が入っていたので、「モツアン餃子」は「苺」とセットで成り立っていると思っていたのだ。しかし、そうではなかった。dancyuの記事によれば、これは「季節のモツアン餃子」ということで、季節によって、びわ、マンゴー、甘栗などが入るようだ*2
僕らがモツアン餃子の余韻と極上の満腹感に浸っていると、パラダイス山元さんが、「まだ食べられますか?」と言って、厨房から現れた。
「餃子じゃないんですが…」と言って持ってこられたものは、なんと、チョコモナカアイスだった。
えっ…?なんでここでチョコモナカ?と一瞬僕らは疑問に思ったのだけれど、ここでサプライズがあった。なんと、「海老ラー」(蔓餃苑特製、干しエビ入りラー油)を上にかけて食べると美味しいというのだ。
まさか。チョコモナカとラー油が合う筈はないと思いながら、恐る恐る口にしてみると…
第3回蔓餃苑2012.6.2〜チョコモナカ・海老ラー添え
これが絶品!だった。
ラー油漬け干し海老の食感とチョコモナカの食感が絶妙に調和している。単なるラー油ではなくて、「海老ラー」だからこそ成り立つ旨さ。ほどよい甘辛さがこれまたたまらない。これはやみつきになりそうな味だ。
餃子ばかりではなく、チョコモナカまで変身させてしまうとは!流石パラダイス山元さん、と唸るばかりだった。
一同記念撮影の後、僕は「餃子のスゝメ」を鞄から取り出した。


数年前、この本を読んで以来、僕は、蔓餃苑の餃子に憧れ、夢を見続けていた。
「会員になりたい」「一生のうちに、あの餃子を食べたい」と思い続け、祈り続けて貪り読んできたのだ。半分叶わぬ夢かと諦めていたのだけれど、今年に入って状況が激変。
緊急よく焼きイベント参加で会員資格を得るとともに、Retty餃子部の皆さんのおかげで、なんと3回も訪れることができた。嬉しくてたまらない。
今、あらためてこの本を読み直してみると、あぁ、夢が叶ったんだなぁという思いで胸が熱くなる。
そんな思い出の本なので、是非とも「読む餃子」同様、パラダイス山元さんのサインがいただきたかった。ということで、会の終わりにお願いしてみると、快諾をいただいた。

いやはや感動だ。
蔓餃苑に行ってから6日間。今週のブログは全て蔓餃苑ネタ一色になってしまったけれど、書いても書いても感動が尽きない。
あぁぁ、また行きたいなぁ。びわや栗入りのモツアン餃子を食べたいし、これまで食べた餃子だって、まだまだ何度でも食べてみたい。
僕にとって、蔓餃苑は、唯一無二の最高の店だ。
【関連】

Twitter Button from twitbuttons.com

*1:実際、それで同行者を騙したこともあるw

*2:実際、僕の数日後に訪苑された東京餃子通信のつかぽんさんは、びわ入りのモツアン餃子を食べたとのことだった。


マラソン・ジョギングランキングへ