餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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横須賀〜東京ひとりマラソン顛末記(その4 餃道)

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(承前)
みなとみらい地区を出ると、目的の東京までは一直線だった。
2012.5.6横須賀〜東京ひとりマラソン:神奈川区

神奈川区を通過すると、国道15号線に突入。俗に言う第一京浜を北上するだけだ。
箱根駅伝で言えば、9区の後半。「花の2区」を逆行する形にもなるが、道中僕が頭に思い描いていたのは、駅伝ではなく、餃子マラニックの追憶だった。
あの時にみんなで話したことや、途中で食べた餃子の数々を思い描きながら走っていた。
2012.5.6横須賀〜東京ひとりマラソン:ビール工場

キリンビール横浜工場。
思えば餃子マラニックの時も、このビール工場には惹かれた。この工場は鶴見区生麦にあるので、いつの間にか僕は、神奈川区を経て鶴見区に到達していたようだ。
あの時は、この先の鶴見駅沿いにある「餃子の王将」が餃憩所となり、皆でシェアして「よく焼き」餃子を食べた。
鶴見駅に向かう看板を見た時、正直かなり心は揺れたが、いざ餃子に手をつけてしまったら、ひとりマラソンの張り詰めた気持ちが途切れる可能性があったので、グッと我慢。
そして。
2012.5.6横須賀〜東京ひとりマラソン:川崎市

川崎市に到達!
餃子マラニックでは、「成喜」で、非常にあたたかくもてなしていただいた地だ。あの時は本当にゆったりさせてもらったなぁ、今回もゆったりしたいなぁ…などと一瞬思ったが、そうはいかない。
ということで、僕はひたすら、淡々と走り続けた。
第一京浜沿いは、前述ビール工場があるくらいで、目立って面白いスポットはなかったのだけれど、餃子マラニックの追憶に助けられたせいか、横浜から先も、意外と退屈せずに走れた。
そして気がつけば…。
2012.5.6横須賀〜東京ひとりマラソン:都内へ!
うおぉぉ、東京都に突入だ!
この看板には、餃子マラニックの時も感動したが、今回はひとりで横須賀から走ってきただけに、感慨もひとしおだった。
奇しくも横須賀からの走破距離は41kmを超えており、橋を渡りきるとフルマラソンの距離に到達する。そこからしばらく走れば、「フル以上の距離を走る」という当初の目的が果たせることとなり、その点でも胸が熱くなった。
橋を越え、僕にとっては未知の距離である43kmを過ぎた頃から、僕は、このマラソンのゴールをどこにするか思案しはじめていた。(以下、続く)
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