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劇場版ならではの臨場感に酔いしれた「中島みゆき・歌旅」

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公約通り、昨晩の公開初日に鑑賞。

ツアーからは5年、DVDの発売からも3年経った今、なぜこのタイミングで「歌旅」の劇場版が公開されるのか、理由は不明だけれど、理由なんてどうでもよかった。

劇場入口での案内には、「中島みゆきLIVE」と表示されており、さながらコンサートツアーのようだ。弥が上にも、胸は高まる。
劇場版として上映された楽曲は以下の通りだった。

  • 御機嫌如何
  • 1人で生まれて来たのだから
  • あなたでなければ
  • 一期一会
  • with
  • 命の別名
  • ララバイ SINGER〜アザミ嬢のララバイ
  • 宙船(そらふね)
  • 昔から雨が降ってくる
  • 唇をかみしめて
  • ファイト!
  • 誕生
  • ILoveYou,答えてくれ
  • ボディ・トーク
  • 重き荷を負いて
  • 本日、未熟者
  • 地上の星
  • 背広の下のロックンロール

なんのことはない。DVD版の収録曲と全く同じだった。
同じ歌旅ツアー物でも、CD版にしか収録されていなかった「ホームにて」「蕎麦屋」「 EAST ASIA」が入っていると嬉しかったのだけれど、映像が残っていなかったということだろうか。残念。
ただ、DVD版を映画館で流しているだけか、というとそうではなく、DVD版で曲間にちょこちょこ流れていた白黒のオフ映像(楽屋風景など)が完全にカットされており、その分、LIVE感は大いに高まっていた。
DVD版の時は、あのオフ映像が出てくるたびに、LIVEの緊張感が途切れてしまったため、オフ映像部分だけ別DVDにまとめてくれればいいのになぁ…と思っていたので、この編集は嬉しかった。
オフ映像をカットした以外は、ほぼDVD版と同じ映像だと思う*1が、それでも、大画面&5.1チャンネルサウンドで鑑賞すると、やはり迫力が違っていた。
白眉は何と言っても「ファイト!」。個人的には、指文字が感動的な「with」や演出が素晴らしい「宙船」、聴くと元気になれる「背広の下のロックンロール」が、劇場版向きのような気がした。「誕生」「命の別名」の盛り上がりにも痺れた。
もちろん「糸」は名曲だし、「地上の星」は言わずもがな。いやはや、どの曲も捨て難い。
LIVE映像の全曲が終了し、エンドロールが流れたあと、「荒野より」のプロモーションビデオが流れた。これが、短編(10分程度?)映画仕立てになっていて、その本編にみゆきさんは絡まない。だから、最初はかなり戸惑った。
しかし、その映画後半で「荒野より」が流れはじめ、映画のストーリーと歌詞がクロスしていくと、非常に僕は感銘を受けた。これをみたひ賛否両論あるけれど、僕は、なかなか良かったと思う。
「歌旅」LIVEの劇場版を見に来たつもりなのに、最後の最後がプロモーションビデオというのは、ちょっと戸惑いを感じたことは事実。ただ、まぁ、エンドロール後の「おまけ」として考えれば悪くない。

帰宅後、あらためてDVDを見直してみると、楽曲部分の内容は同じながら、やはり、迫力は段違いだったことを痛感。
だから、今回劇場版を見に行って、本当に良かった。
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*1:同時に見比べているわけではないので、自信はないけれど、たぶん。


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