餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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横須賀〜東京ひとりマラソン顛末記(その2 出発)

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(承前)
横須賀中央駅、朝5時半。
2012.5.6横須賀〜東京ひとりマラソン:横須賀駅

まだまだ早い時刻とはいえ、もうすっかり空は明るくなっていた。
太陽の上昇とともに、気温もどんどん上がっていく筈なので、僕はウォーミングアップを終えると、すぐにスタートした。
コースの下調べは不十分だったけれど、横須賀には国道16号線が走っている。これは横浜まで繋がっている筈なので、16号線に沿って走れば、横浜を目指すのは簡単だ。
…確かに簡単ではあったが、このコース選択は失敗だった。
僕が横須賀をスタート地点に選んだのは、海が近いということがひとつのポイントだった。海を見ながら走れば、長い距離も少しは退屈せずに走れるだろうという思惑があった。しかし、これは大いなる誤算だったのだ。
いやはや、海どころじゃない。横須賀市内は、トンネルにつぐトンネル。目眩がするほどのトンネル地獄だった。そのたびに盟友GARMINも衛星を見失い、全く役に立たなくなった。
よく下調べもせず、単に国道16号線を北上すればよいとだけ考えたことが甘かった。この道の横須賀〜横浜間は、全く海沿いなんて走らないからだ。トンネル地獄についても、事前調査すれば把握できていた筈で、それを怠った自分の失敗だった。わざわざ横須賀に前泊までして、何てバカなんだろうと思った。
けれどそれは、あとになって気がついたこと。走っている間は、ただ淡々と刺激を求めて走った。
8kmぐらい走った頃だろうか。ようやくひとつの光明が訪れる。
2012.5.6横須賀〜東京ひとりマラソン:横浜市看板

おぉ、横浜市に突入!
市が変わったから、ということでもあるまいが、横浜市に入って以降、トンネルはたった1つ(富岡隧道)だけで、嘘のように快適になった。
とはいえ、道すがら感動するようなポイントもあまりみつからず、僕はひたすら走り続けた。
2012.5.6横須賀〜東京ひとりマラソン:磯子区

金沢区を抜け、磯子区へ。思えば、道中はこんな看板ばかり撮影していた気がするw
トンネル地獄のせいもあって、何となく退屈気分が続いた前半だけれど、そこからしばらくすると、僕はワクワク気分を抑えられなくなってきた。(以下、続く。
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