餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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板橋cityマラソン前日受付終了…なのに、昂ぶらない心

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降りしきる雨の中、僕は荒川河川敷に赴いた。

板橋cityマラソンの前日受付を済ませるためだ。
当日受付もあるので、明朝にしてもよかったのだけれど、明日は混んで面倒くさいだろうということで前倒しした。ナンバーカード(ゼッケン)を先にもらっておくと、家を出る時からTシャツに装着しておけるというのもポイントだった。

案の定、受付はガラガラであっという間に終わった。
それは良かったのだけれど、会場の草地が泥田と化していたのには参った。歩行用の道として、プラスチックパレット的なものが敷き詰めてあったが、その上を歩いていても泥水が浮かび上がってくる。
僕が着いた14時頃、雨そのものは小降りだったけれど、それまでに累積した水分で、足下の状態は、かなり酷いことになっていた。

コース上にも、大きな水たまりが残っていた。雨は夜に止んだようだけれど、この気温では急激な回復は望めまい。
ただ、明日のレース時間帯は曇り予報であり、降水確率も低いので、以前の僕ならそれをプラスと考えて高揚していた筈だ。しかし、どうにも気分が乗らない自分がいる。おかしい。フルマラソンの前日ともなれば、これまでどんなレースでも気分が昂ぶっていたのに。
その理由は、実は自分でよくわかっている。未だ東京マラソンの余韻が醒めていないからだ。
あんな感動的な42.195kmを走ってしまったため、「荒川河川敷を走るなんて、退屈だなぁ」と思えてしまう。東京マラソンは別格のレースであり、あれと比べること自体無理があるのだけれど、それでもそういう気分なのだから仕方がない。
悪天候が、心を更に沈ませる。もしも明日が豪雨だったら、休もうかと思ってしまったぐらいだ。
しかし、もう受付は済ませてしまった。後には引けない。板橋cityには板橋cityの良さがある筈で、明日はそれを楽しんで走ろうと思う。
体調的にもコース的にも応援的にも東京の時よりは厳しいので、東京で出した自己ベストの更新は諦めている。だから今回はチャレンジ走をしてみようと思う。いつも、僕の走りはイーブンペースの後半勝負型なので、一度前半で飛ばしてみようかと考えているのだ。
行けるところまで行って、失速したらそれも仕方がない。どこで失速してしまうのか、自分の限界値を確かめたい。もし大ブレーキとなったならば、力不足、スピード不足。次に控えるかすみがうらで走法を修正すればいい。
そう考えると、未知なチャレンジ走に少しだけワクワクしてきた。
号砲が鳴ったあとの足の具合などで修正も考えられるけれど、今のところは、それで気分を昂ぶらせるつもりだ。


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