餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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折角の物理キーが泣くINFOBAR C01のハード仕様

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昨日はINFOBAR C01の発売日だった。


INFOBAR C01 | 製品ラインアップ | au

発表当初は痺れたものの、僕の心は結構冷めてしまっていた。
それまではコールドモックしか触ったことがなかったので、念のため、実機の使い心地も試してみたけれど、やはり心は変わらなかった。
初代に比べて質感は落ちたし、テンキーの縦幅も狭くなってしまったが、まだこれは我慢できるレベルだった。何より不満なのは、折角テンキーを装備しながら、テンキー以外の物理キーを廃してしまったことだ。
十字キーのみならず、発話、終話、クリアキーもない。Android端末には不可欠のHOMEキーやBACKキーもない。全てタッチパネルでの操作だ。いやはやこれは使いにくい。これじゃテンキーは単なるおまけじゃないか。
携帯ユーザーには、文字入力が使いやすいなどいう触れ込みになっているが、文字入力操作はテンキーだけでは完結しない。修正や変換候補選択のたび、いちいち画面タッチしなければいけないのでは、ハナからフリック入力する方が楽だ。
電話をかけるときはさすがに便利そうだけれど、独立した発話、終話キーがないというのが不満*1。とにかく、折角の物理キーが中途半端な扱い過ぎるのだ。
画面の広さにこだわっての仕様なのかもしれないが、大画面を選びたいなら、他にいくらでも選択肢はある。INFOBARの魅力、差別化ポイントは何と言ってもキーボードだった筈で、それを中途半端な扱いにしてまで、画面サイズにこだわる必要があったのだろうか?
液晶サイズを保ったままキーを増やすと、あまりにも縦長になりすぎる。だから、キーを増やすなら、液晶画面を3.0インチに落としてキーサイズも小さくするような変更が必要だろう。だから、これは賛否が分かれるところかもしれない。
しかし僕は、液晶やキーサイズが一回り小さくなっても、キーの種類を充実させた方が、筐体バランス的にも操作性的にも良かったと思うのだけれどなぁ…。
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*1:1キーを通話に、電源キーを終話に割り当てもできるらしいけれど、割り当てならではの不都合もありそうで、ベストじゃない。


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