走り出すまでに、躊躇する季節になってきた。
理由は簡単、寒いからだ。
平日、僕が走る時間は朝4時前後なので、この時期は冷え込みが厳しい。走っているうちに、だんだん気にならなくなってくるが、それまでが辛い。
夏は、夜明けとともに温度がグンと上昇する為、未明に走ることは(まだ暑くないという点で)大きな意義があった。
しかし、この時期は逆。朝の日射しが恋しい。でも、夜明けを待って走ると出勤時間に間に合わなくなってしまうので、未明に走るしかないのだ。
夏と違って躊躇する理由は、まだある。ランニング用のTシャツと短パンさえあれば、すぐに出発できた夏と違って、この時期は色々と着込む必要がある。手袋も必要。そして、帽子やイヤーマフラーも。
今月号の「ランニングマガジン・クリール」には、そんな時に重宝する付録がついていた。
これは助かる。イラストにあるように、さまざまな使い方ができて便利。帽子やイヤーマフラーの代わりになり、簡単に防寒できるというのはいい。
要は、「ランナーズ」の年間予約特典としてついていたターバンダナと同種の商品で、僕はこのターバンダナが非常に気に入っていたので、とても嬉しい。
商品としては、市販品としても安価で入手できるものになるのかもしれないけれど、クリール謹製というところに意味がある。品質もそこそこ良さそうだ。
写真やグラフを効果的に取り入れながら、さまざまなトレーニング方法を紹介している。僕は最近ちょっと記録が伸び悩み気味なので、こういった特集を読み込んで、次の大会に備えたいと思う。
その他の特集も、いつもながら読み応え十分だけれど、僕が今月非常に気に入ったのは、これ。
ウィットに富んだ文章がとても面白く、また、関連コラムやイラストも充実していて、毎号とても楽しみにしている連載だ。
今月のテーマは、「ランナーを悩ます、トイレトラブル!」。先日のつくばマラソンでトイレ不備に苦しんだ僕にとっては、非常に興味深かった。