餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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「ミステリマガジン」と「ミステリが読みたい!」と「アレ」で振り返る2011ベストミステリ

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ミステリマガジンの発売日は、毎月25日*1
あと1週間あまり経てば次号が出るタイミングなので、今更感たっぷりなのだけれど、やっぱり紹介しないわけにはいかない。

機を逸した上に、単独での登場ではネタとして弱いため、同日に発売された「ミステリが読みたい!2012年版」の助力を仰いだ。
「読みたい!」の方は、ついこの間創刊されたばかりだと思っていたのに、気がつけばもう5年目。月日の経つのは早いものだなぁ。
創刊当初は、アレのパクリ企画とも思えたが、5年目ともなると、風格が漂ってきた感。そもそも、誌面のカラーは全然違う。「海外」>「国内」重視という点で、アレの方向性とは真逆。だからいいのかもしれない。
今年は、「ミステリマガジン」と「ミステリが読みたい!」が完全に連動している。あわせて読むと、どちらの誌面も楽しめる構成になっている。商売っ気たっぷりな連動ぶりは、ちょっと引っかかる人がいるかもしれないけれど、僕はもともと両方買うつもりだったから嬉しかった。
この2冊に遅れること2週間、満を持してアレの2012年版が発売された。思わせぶりにアレなどとしつこく書いているが、ミステリファンなら誰もが知ってるあの本だ。

もちろん、「このミステリーがすごい!」のことである。
この本なくして、年間ミステリーベストは語れない。なんたって、僕は1988年から買っているのだ。近年はやたら分厚くなっているのだけれど、それは、なぜか短編小説が掲載されているため。今年も、4編も掲載されている。厚くなった代償として紙質もダウンしてしまった。
小説いらないから、もう少し安くするか紙質を戻してくれと思うのは僕だけだろうか。
まぁ、ワンコイン(500円)で買えるし、小説以外の内容は充実しているので文句は言うまい。
いずれにしても、「マガジン」「読みたい!」「すごい!」と揃って、これをまとめて読めば、2011年のベストミステリを手軽に振り返ることができる。まだパラパラと読んだ限りだけれど、上位の作品は、どれもこれも読みたくなって悩ましい。
年末年始は、ランニングの合間に、ミステリ三昧に浸ろうかなぁと思っている。
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*1:日祝日にあたった場合はその前日


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