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背表紙に驚いた「SFマガジン」2012年1月号

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すっかり紹介が遅れてしまったけれど、もちろん、先月の発売日(25日)に購入済。


S―Fマガジン2012年1月号:ハヤカワ・オンライン

内容もさることながら、今回一番驚いたのは背表紙デザインだった。

まさに、一変している。
一番上が今月号、その下が先月号、そして一番下には、1988年刊行のものを並べてみた。タイトルロゴの変更こそあれ、これまで背表紙のデザインは、ほぼ一定になっていた。それが今回はガラリと変わったのでとても驚いている。
そんなことでいちいち驚くなと言われそうだけれど、オールドSFファンとしては、驚かずにいられない。これは実に画期的なことなのだ。どれくらい画期的かというと、SF界の「中の人」である山岸真氏のツイートからも明らかだ。

20年以上昔のSFマガジンは、殆ど実家に置いてきてしまったため、詳細な確認をすることができないのは悔しいけれど、他ならぬ山岸氏が仰っているのだから、これは事実なのだろう。
本棚に並べてみると、その一変ぶりは明らかで、いやはや思い切った変更だなぁと思わずにいられない。
ただ、新しいデザインの方が、むしろ落ち着いたオールドデザイン風で、個人的には結構気に入っている。今後、僕の本棚には、このデザインの背表紙が増えていくのだろう。そう考えると何となくワクワクする。
背表紙のみならず、表紙デザインや目次ページなどのレイアウトも変更されており、少しだけ違和感がある。ただ、全体に落ち着いた感じで悪くない。
デザインのことばかり書いてしまったが、本誌内容も勿論充実している。メイン特集は、小川一水。本人による短編やエッセイがないのは寂しいけれど、最新インタビュー、作家論、エッセイ、全書籍ガイドといった内容は読み応えがあり、ファンは必携だろう。
平日は色々忙しいし、週末は走ってばかりいるので、なかなか読む時間がとれないのだけれど、年末年始にでも、じっくりと読みたいと思っている。
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