餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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心が折れそうになった真夏の30kmラン、そしてダウン…。

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ランニングを始めて11ヶ月。
まだ経験は浅いけれど、僕なりに精一杯の練習をこなしてきたし、経験の割には大会も沢山出場している。持久力は、僕の数少ない矜持であり、練習でも本番でもこれまで途中でバテて歩いたことは1度もなかった。初フルだった勝田全国マラソンの時だって、歩くことなく、脚はもったのだ。
今日は、大目標レースである北海道マラソンの2週前ということもあり、30km走を行うことに決めていた。30km走は、これまでに10回近く実施していたので、距離についての不安はなかった。問題は、暑さ。こんな時期の昼間に30kmなんて走るのは自殺行為だ。
しかし、日の出前から走り始めれば、何とかなると思った。日が昇ってきても、急激に温度が上がるのは7時台なので、それまでに戻ってこられれば、大丈夫だと信じた。
ここに、僕の過信があった。
まだ真っ暗な中、走り始めた時は、それほど苦しくなかった。当初のペースはキロ5分40秒。フルマラソンでちょうど4時間ペース。10kmランの時は5分足らずで走っているので、無理はない筈だった。事実、かなり楽に感じた程だ。
家の近所から走り始めて、荒川の河川敷へ。この頃には、すっかり夜も明けていた。距離を稼ぐには、河川敷ランに限ると思い、ランニングコース内に河川敷を挟むことは決めていたのだが、この計画が裏目に出た。
河川敷は、正直、夏ランには向いてない。日陰が全くないからだ。風が強ければまだ救いはあるが、今日は全く風もなく、ランニングコースとしては失敗だったかもしれない。
河川敷ランを終えて、累計21km。あとは、自宅へ戻るだけ。しかし、そこからが本当に地獄だった。用意していた1リットルの飲料*1も残り少なくなり、身体は乾いている。
街なかを走ったので、信号に何度も捕まった。いつもならば、信号に捕まるたび垂直方向に走って、信号が変わったところの横断歩道を渡り、元の道へ引き返すのだけれど、今日はその気力も残っていなかった。信号を救いと思ってしまったほどだ。
しかし、途中で止まれば止まるほど、次に走り始めるのが苦しくなった。25km過ぎてからは本当に地獄。数メートルだが、歩いてしまった部分もあった。こんなことは、今までなかった。
それもこれも、きっと暑さのせいだろう。この時点で朝7時近く。若干曇っていたこともあり、日射しはそれほど強くなかったものの、やはり、身体には相当響いていたようだ。
正直、北海道マラソンが控えていなければリタイアするつもりだったが、ここで諦めたら、本番はもっと苦しくなると思い、気力を振り絞って走り続けた。
30kmラン、終了。2時間52分。これまでの30km走では、2時間40分ぐらいだったので、今日はかなり遅い。しかし、それでも身体はバテバテだった。帰宅後すぐに1リットルぐらいの水分をとったが、目眩が収まらず、すぐにダウン。1時間ぐらいして目が覚めたものの、少しつぶやいていたら、またしても気分が悪くなり、2時間ダウン。
結局、午後になるまで不調が尾を引いてしまった。おそらく、軽い熱中症にかかってしまったのではないかと思う。
早朝だったとはいえ、後半は日が昇っていたし、相当気温は高くなっていた。そんな中、苦しいにも関わらず走り続けてしまったのだから自業自得だ。そんな状態でも走り抜けた、ということは良かったのかもしれないが、身体にダメージが残っているかもしれず、2週間後の北海道マラソンが本当に心配になってきた。
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*1:手に500mlのペットボトルを持って走り、腰にも500mlのスクイーズボトルを装着していた。


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