餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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「ランナーズ」2011年6月号に感じる思い

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もう1ヶ月経ってしまったのか。

先月号は、皇居ランを再開した頃ちょうど届いたからよく覚えている。あれからひと月も経過しているというのは驚きだ。
皇居外周は、震災以降ランナーの数が減ってしまっていたが、最近はかなり戻ってきているような気がしている。先週末などは大変な混雑だった。今週に入り、瓦が崩れたために通過不能になっていた桜田門も開通し、抜けられるようになっていた。
日比谷公園を眺めて走る外回りコースも悪くないのだけれど、やはりあの門をくぐらないと皇居ランの醍醐味が味わえない気がする。ということで、一昨日は、その喜びを噛みしめながら走った。
「ランナーズ」の話に移ろう。
マラソンのオンシーズンが終わってしまったので、ランナー系雑誌のネタ作りも難しいのだろうと、思っていたのだけれど、実はそうではなかった。むしろ、この時期の雑誌作りが、編集者の「腕の見せ所」なのかもしれないと思ったほど。
メイン特集は、「ラン×ダイエットの方程式」。
専門誌を読むほどのランナーであれば、ダイエットとは無縁なのでは…?と思う人がいるかもしれない。否、それはむしろ逆。生粋のランナーほど、ダイエットにはこだわっている。それほど、体重と走破タイムの相関関係は大きい。

ランナーの間でよく話題になっている「1kgやせるとフルマラソンのタイムが3分速くなる」という風説をしっかり検証。流石「ランナーズ」だ。
僕は、1月の勝田全国マラソンの際、4時間12分のタイムだったので、当面の大目標であるサブフォー達成まで、あと12分。単純計算なら、4kg痩せればいいことになる。実際、あの頃からは2kg以上痩せているので、「あと2kg!」などと考えていた。
しかし、ランナーズの検証結果によると、必ずしも「1kg減量=3分短縮」には繋がらないとのことだった。そんなに甘くはないということか。しかし、「やせるとフルマラソンが速くなる」ことだけは間違いないようなので、引き続き減量に努めていきたいと思う。

東日本大震災に伴う緊急特集も組まれていた。各所で中止が続出しているマラソン大会については、中止になるパターンをわけて、それぞれの対応について検証していた。参加費用を義援金に回したマラソン大会に対しては、その収支を明確にすべきとの苦言も呈している。
「ランナーズ」の発行会社となるアールビーズは、マラソン大会の代金収納業務なども請け負っているから、見過ごしてはおけないというところだろう。
僕も、申し込んでいた3つの大会が中止になり、その額は総計1万円にも上る。これが義援金に回されること自体は否定しないけれど、明確な説明と収支の報告だけはしてもらいたいと思っている。
この他、未だにその活用法がよくわかっていない(汗)LSDや、「ランナー的入浴術」など、個人的には興味深い特集が沢山組まれていて、非常に読み応えがある。やっぱり、ランニング雑誌って素晴らしいなぁ、とあらためて思った。
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