落馬後1ヶ月あまりで美浦トレセンに現れた時もびっくりしたが、今度はもっと驚いた。
9月26日の中山競馬3Rで落馬負傷し、頭蓋(ずがい)骨骨折および中心性頸髄(けいずい)損傷のため休養していた横山典弘騎手=美浦・フリー=が、今週土曜の東京競馬で復帰することになった。
競馬ニュース - netkeiba.com |横山典騎手が今週から復帰へ
美浦トレセンでノリと話した武豊は、その後の日記で「ジャパンカップあたりでは馬に乗っていそうです。」と書いたが、その予想より2週も早い、驚異的なスピード復帰。いやはや驚いた。
復帰早々、重賞の武蔵野S騎乗も決まっている。しかも有力馬のユノゾフィーだ。復帰早々の有力馬騎乗ということで、「無理矢理の復帰なんじゃないか」と心配する声も出ている。
しかし、「完治してないがとりあえず乗る」などということは、横山典弘に限ってあり得ない。ノリは、馬を、人を気遣える騎手。中途半端な状態で復帰して、関係者や馬に迷惑をかけることは絶対に嫌う筈で、その点に心配がないからこその復帰だと思う。
ただ、とはいっても、あれだけの大怪我明けなのだから、あまり無理をして欲しくない。まずは、ターフでの元気な姿を見られることが、何よりの幸せだ。
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