餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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オジさん世代に元気をくれる「エクスペンダブルズ」の最強軍団たち

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「最強」「無敵」の惹句はダテじゃなかった。

強いオジさんたちの姿は素敵だ。見ているだけで元気になれる。
主演のシルベスター・スタローンは、なんと64歳。流石に往年のキレは見られないが、その年齢を考えると信じられないほどのアクションだと思う。スタローンだけじゃない。共演者もオジさんたちだらけだ。

上映館には、こんな楽しい号外新聞が置いてあって嬉しかったのだが、その中に掲載されていた年齢との対比写真を見て唸った。

なんと、38歳のジェイソン・ステイサムが最年少!
あとは、40代、そして50代のオジさんたちがズラリ。僕はあまり格闘系の映画に詳しくないのだけれど、それでも名前は知っているアクションスターたちが勢揃い。いやはや、よくもここまで揃えたものだ。
映画の内容については、細かく書くまい。ポスターのイメージ通り、これはオジさん軍団たちの「最強」「無敵」ぶりを、ただただ堪能する映画だ。
ツッコミどころは多数あるけれど、それをも忘れさせてくれるほどの痛快な場面の連続。特に爆破シーンの凄さには唸るばかり。是非ともこの迫力は映画館で体験してもらいたいと思う。
映画の宣伝においては、アーノルド・シュワルツェネッガーとの共演も大いに話題になっていた。しかし、前掲の集合写真に掲載されていないことからもおわかりの通り、シュワちゃんは別格扱いだ。

この写真は、確かに歴史的3ショットと言えるが、この写真を再現するような「超破格」の扱いで、シュワルツェネッガーは登場する。
もちろん、格闘シーンなどはないし、スタローンとの会話もほんの少しだけだ。まさに「友情出演」といった扱いに過ぎず、あまりに期待すると、肩すかしを食うかもしれない。しかし、過去と現実を彷彿させる2人の会話内容には、ニヤリとしてしまうこと請け合いだ。
本編が終わったとたん、席を立つ人がやたらと多いのに驚いた。個人的には結構面白い映画だと思ったのに、なぜ、みなその余韻もさめやらぬうちにさっさと席を立ってしまうのだろう。勿体ない。
…と、一瞬思ったのだけれど、その理由はすぐにわかった。エンドロールの途中から、なんと、長渕剛の歌が流れ始めてきたからだ。
おぃおぃおぃおぃ。何だよこれは。僕は猛烈な違和感を感じずにはいられなかった。そして、さっさと席を立った人は、まさに「余韻を冷ましたくないから」去ったということに気がついた。
思えば、皆、事前にこの歌が流れるという情報を入手していたのだろう。僕は、それを知らなかったため、逃げ遅れて、最後まで聞かされるハメになってしまった。興ざめにもほどがある。
この歌は、日本の配給会社(松竹)側の意向で採用されたようだが、いったいなぜ、この歌を流すことにしたのか理解に苦しむ。長渕剛の音楽がどうだということより、僕は本国版の「正しい」エンドロール音楽が聞きたかった。それが、配給会社によってすり替えられてしまったことが、残念でならない。

パンフレットは素晴らしい。
800円と高価なので、一瞬ためらったが、買って良かった。56ページオールカラーの豪華な内容となっており、映画の感動が甦ってくる。裏話なども満載で、読み応えも十分。オススメ。
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