餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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無心で楽しんでこそ吉。トムとキャメロンの魅力が輝く「ナイト&デイ」

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先週末に鑑賞。

ハリウッドを代表する人気俳優2人の話題作だけあって、レイトショーにもかかわらず、観客席はほぼ全て埋まっていた。
この映画に関して、細部のストーリーを語るのはあまり意味がないと思う。ポスターのイメージや予告編、そして、キャッチコピーの「ワイルドな誘惑、スイートな衝撃」という言葉に惹かれるか否かがポイント。もしもそのうちひとつでも惹かれたならば、見に行って損はない。
ただ…
ストーリーがあまりにも破天荒で漫画チックなので、中には「何なんだこれは」「ふざけるな」と感じる人もいると思う。見て損した、と思うかもしれない。正直、僕も途中まではそう思っていた。
しかし、全篇いい加減に見えるストーリーでありながら、細かい仕掛けがふんだんに盛り込まれており、最後の最後まで飽きさせない。ツッコミどころが満載なのも、おそらくは計算されたものだろうから、それらを納得の上で楽しめれば、こんなに素敵な映画はない。誰かと一緒に見に行ったならば、感想戦が盛りあがることは必定だ。
とにかく凄いと思ったのは、主演2人が醸し出す魅力。この映画をひとことで言えば、波瀾万丈なアクションラブロマンスということになるのだが、それを「マジで」演じきっているところが凄い。何しろ、トム・クルーズは48歳、キャメロン・ディアスは38歳なのだ。それでいて、こういう役どころに全く違和感がないと言うのが凄すぎる。
ボストン、ニューヨーク、アルプス、オーストリア、スペイン、そして大西洋の孤島。CIAや謎の男たちを敵に回し、世界中を、あれよあれよの勢いで駆け巡る決死の逃走劇。スリリングな銃撃戦の舞台となる各所の風景も見応え十分だ。
若々しく凛々しいトム・クルーズにも驚いたが、キャメロン・ディアスの気取らない美しさも特筆もの。まさに、この2人だからこそ、飽きずに楽しむことができたのだと思う。

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