餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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とびっきり痛快!爽快!猛暑を吹き飛ばす「特攻野郎Aチーム」

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息もつかせぬ118分。

いやぁ、面白かった。掛け値無しの面白さ。見たのは週末なのだけれど、今でもその余韻が残っているほど。「とにかく楽しい映画を見たい」と思っている人には、手放しでオススメしたい。
以下、例によって、ネタバレなしで僕の駄文をつらつらと。
正直に言うと、公開前はそれほど興味がなかった。TVシリーズのリバイバルであることさえ知らなかったぐらいだから、完全な僕の守備範囲外の映画。だから見に行くことなど考えてもいなかった。
ただ、《ぴあ映画生活》をはじめとした、シネマレビューサイトの評価が非常に高いことに加え、ミリタリーファンの同僚が「あのシリーズは面白いですよ!」と太鼓判を押したので、俄然興味が出てきた。元となるTVシリーズを知らなくても楽しめるという評判だったため、満を持して鑑賞することに。
…で、それが大正解。冒頭からラストまで、その魅力に引き込まれっぱなし。タイトルやポスターの印象だけだと「メチャメチャ男臭い映画」のようにも思える(僕は実際そう思っていた)が、そんなことはなかった。
全篇で銃をぶっ放しまくりだし、過激なアクションも満載なのだけれど、とても気楽に楽しめる。ストーリー的には、沢山の人が死んでいる筈だが、悲惨さや血生臭さがなく、爽快なのだ。
何だか矛盾したことを言っているように思えるかもしれないけれど、事実、そう思うのだから仕方がない。
主演となる「Aチーム」の4人は、それぞれ個性的でイキイキとしている。ハンニバル(リーアム・ニーソン)はとにかく渋くて格好いい。フェイス(ブラッドリー・クーパー)は、硬軟両面の魅力に溢れている。B.A.(クイントン・“ランペイジ”・ジャクソン)は、格闘シーンに痺れるが、途中の葛藤もいい。そして陽気で破天荒なマードック(シャルト・コプリー)が、これまたたまらない。
冒頭のシーンから最後まで、スリルあり、アクションあり、謎や仕掛けもありと盛りだくさん。恋愛的要素は薄いけれど、紅一点のソーサ(ジェシカ・ビール)が重要な役回りを演じていて、これもいいのだ。
実に爽快で、暑い夏にはぴったりの作品だと思う。オススメ。

とにかく面白かったので、原作となったTVシリーズの方も是非見てみたいと思っている。


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