餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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相互補完のツートップ(その4 タッチ「三昧」の快適、タッチ「不要」の至福)

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iPhoneは、言うまでもなくタッチ操作前提の端末だ。
本体前面にあるボタンは、たったひとつだけ。だからタッチしないと何にもできない。しかし、そのタッチ操作が実に快適なことは、iPhoneユーザーなら誰もが知っていることであり、今更僕が力説するまでもないだろう。
タップ、ダブルタップ、ドラッグ、フリック、ピンチアウト、ピンチイン…
そんな用語や操作方法がわからなくても大丈夫。タッチ操作は自然で軽快。わかりやすいUI効果もあいまって、初めてiPhoneを使う人でも、画面をなぞっているうちに、その面白さに酔いしれていくと思う。ソフトウェアキーボードについてもそれなりには使えるし、フリック入力も「慣れれば」きっと快適なのだろう。
対して、BlackBerry Bold 9700。これはタッチ「不要」の端末だ。
タッチ「できない」不便な端末ではない。ここは重要な点だから力説しておく。タッチする必要がない端末なのである。
超絶的に使いやすい物理Qwertyキーボードを搭載。これがBBBの最大の武器だ。このキーボードでは、ストレスなく入力を行えるのは言うまでもないが、魅力はそれだけではない。
9700に搭載されている物理キーは、その全てが素晴らしいショートカットキーになる。アプリの起動や各種操作は言うまでもなく、画面内の移動や、ブラウジング時のズームイン、ズームアウトに至るまで、キーボードだけで実現できてしまうのだから、その便利さは無敵だ。
キーショットカットの素晴らしさにおいては、BlackBerry界の心優しき権威であるIchigoさんが、こちらのWebサイトで完璧に纏めてくださっている。例えば次のようなエントリーだ。

キーショットカットの威力を最大限に生かすには、BBBの表示言語を「英語」に変える必要はある*1。ただ、変更した時の効果は絶大なので、いったん英語に変更して、このショートカットの味を知ってしまうと、もう日本語表示には戻せないんじゃないかと思う。
このキーショットカットは、さまざまなアプリを入れた時、更にその素晴らしさを実感できる。例えばBBユーザーにはデフォアプリと言えるOperaMiniやUberTwitterにおいても、キーショートカットは満載で、片手で何でも操作できる快適はたまらない。
BlackBerry Bold9700に搭載されているOSは、「Qwertyキーボード操作だけで何でもできる」ようにUIが練り込まれており、だから僕は、BBBで画面をタップしたいと思ったことがない。する必要がないからだ。
ただ、そんなBB9700にも弱点はある。ブラウジングの性能が弱いことだ。いくらキーショットカットが快適でも、Web読み込みの遅さと一覧性の悪さは補えない。
しかし、その点は、iPhoneと2台持ちであれば一気に解消できる。以前も書いたように、画面の見やすさ、解像度、タッチによる操作性等々、ことブラウジングにかけて、iPhone4は最強に近い。
この2台持ちがあまりに快適なので、僕は9800に惹かれないのかもしれないなぁ…。
■関連エントリー(相互補完のツートップ)

*1:入力言語は日本語のままにしておくことが可能なので、実用的にはほとんど問題はない。


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