餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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これまでiPhoneを買わなかった超極私的な理由

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いつしか気がつけば、周りはiPhoneユーザーばかりになっていた。
モバイラーとしておつきあいのある皆さんは言うまでもなく、日常生活においても、街で見かける情景においても。
僕は、SoftBankの回線がひとつ浮いていたので、iPhoneユーザーになるのは簡単だった。しかし、ならなかった。以下は、僕の超極私的な理由で、わけがわからないと思われる人も多いだろうから、とりあえず畳んでおく*1
iPhoneユーザーは、まわりの「非ユーザー」に、iPhoneの良さを伝えて、薦める傾向が強いと思う。他の端末では、あまり見られない傾向だ。繋がることで面白くなっていくのがiPhoneの特徴のひとつとも言えるから、そのこと自体は否定しない。しかしそれにも限度がある。
僕は直接言われたわけではないが、SoftBank回線を持っている人を見つけては、猫なで声でiPhoneへの機種変更をさせようとする動物が身近にいるのだ。これが実に気持ち悪かった。
「ソフトバンクの回線持ってるのに、iPhoneじゃない電話使ってるなんてぇ。信じられなーい。iPhoneに変えちゃいなよ。楽しいよ。うほほほほ」
笑ってる。頭おかしいんじゃないか。自分がiPhoneを使って楽しいと思うのは勝手だが、人の嗜好を批判するな。物理キー、筐体デザイン、サイズ、色、ワンセグ、オサイフケータイ、ガラケー特有の機能、などなど。iPhoneとは違った面、違った機能にこだわりのある人だって多い。大きなお世話だ。
僕は、こういう輩の影響を受けてiPhoneを購入したと、誰からも微塵も思われたくなかった。だから自然と、iPhoneが気になりつつも、距離をおくことになってしまった。
友人からは、「別に、誰でも持っている携帯なのだから、買いたければ買えばいいじゃないか」と言われたりもしたが、衝動が抑えきれないほど欲しいわけではなかったので、見送ることにしたのだ。我ながらバカだなぁとは思いつつ、こだわることには徹底してこだわる。それが僕の信条だった。
いつしか個人的にはdocomoのBBB回線がメインとなり、SoftBank回線は眠らせておくだけになってしまっていた。これが実に勿体なかったので、どうしようかと思っていた矢先、Phone4が発表された。
機能の強化もさることながら、刷新されたデザインに惚れた。初めて本気で欲しいと思った。このタイミングなら、買ってもいいと思った。誰に薦められたわけでもない、「iPhone4に惚れて」購入したと言えるからだ。
実際、まさに惚れたから購入したわけだし、欲しい時に買っただけのことなのだけれど。

*1:日付単位の表示であれば、以下は「続きを読む」になっている筈。エントリー直接だと、そのまま繋がって表示されてしまうけれど(汗。


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