関東地方は、あいにくの雨。中山競馬場も、朝から不良馬場になっている。
人気どころのアブソリュート、シャドウゲイトに加え、モエレビクトリー、サニーサンデー、ドリームサンデー、ショウワモダンと前に行きたい馬が目白押し。しかも、揃いも揃って道悪を苦にしないので、先行争いの激化は必至とみた。
前に行きたい馬が揃いすぎると、牽制し合うことにより、却ってペースが落ち着くという展開もある。しかし、強気の佐藤哲三や、豪腕戸崎圭太がいる以上、緩いペースにはならないとみた。
本命はライブコンサート。
去年の安田記念5着馬で、今年京都金杯も制している馬が、ここまで人気薄ならば、絶好の狙い目とみた。
正直1ハロン長い気がするけれど、小回り中山の1800メートルならば誤魔化しがきく。重馬場は得意だし、雨で馬群がばらけるのも絶好。ハイペースで先行馬が力尽きるところを、まとめて差しきる展開に期待。内田博幸の怪我が治りきっていないのではないかという危惧は残るものの、重賞ならば渾身の力で追ってくれるものと信じる。
対抗はシャドウゲイト。先行馬で外枠を引いて苦しいけれど、勝負勘が冴え渡る中山マイスターの典だけに、作戦は練っている筈。激化する先行勢の真後ろ、2番手集団の先頭あたりに難なくつけるのではないか。展開がぴたりとハマれば圧勝もある。
以下、アブソリュート、キングストリート、ドリームサンデー、ショウワモダンあたりに流してみる。馬券は◎-○▲-○▲△の3連単ABCマルチで勝負。◎が人気薄なので、三連複でもう少し手を広げるかもしれない。
◎ライブコンサート
○シャドウゲイト
▲アブソリュート
△キングストリート、ドリームサンデー、ショウワモダン
阪急杯は、逆に、逃げたい馬が少ないメンバー構成。ならば、ヘッドライナーでどうか。鞍上の酒井学は少し気になるけれど、「逃げ」ならば、テイエムプリキュアや、ドリームフライトで実績を残している。阪神内回りだけに、ノーマークで逃がしてもらえれば、あれよあれよがあり得ると思う。実績上位のビービーガルダンと2頭軸3連複で広めに流してみたい。
このレースで騎手引退となる角田マイケルバローズにブルーショットガンの夢*1を見たいけれど、休み明けでもあるし、流石に苦しい気がする。でも、大好きな騎手だったので、単勝を買って応援。
*1:4年前のこのレースで騎手を引退した松永幹夫が、超人気薄で勝利。