餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や将棋の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

スポンサーリンク

「ミステリマガジン」&「ミステリが読みたい!」

スポンサーリンク

またしてもエントリーし忘れていた。先月もSFマガジンが創刊50周年記念号だったことで、置き去りになってしまっていたのだ(汗
ということで、前回に引き続き、助っ人とともに撮影。といっても、これも今更感たっぷりの「このミス」だったりするのだけれど。


「ミステリマガジン」2010年2月号&「このミステリーがすごい!2010年度版」

ミステリマガジンの特集は「受賞作&話題の作家最新事情」ということで、2009年の受賞作、話題作を振り返る特集。ボリュームとしては通常号と変わらないが、年度総括的な読み応えのある内容となっている。

  • 「夜に変わるもの」デイナ・キャメロン
  • 「バッド・ラックを一杯分」ショーン・チャーコーヴァー
  • 「死は暴走する」ドゥエイン・スウィアジンスキー
  • 「ドギー・ドーナツ」ドン・ウィンズロウ

特集短編は、上記4編。アガサ賞、英国推理作家協会賞受賞作の他、「ミステリが読みたい」1位作家、「このミス」1位作家の短編など、ミステリマガジンならではの、豪華なラインナップとなっている。
短編の他、昨年各賞を受賞した作家のエッセイも読ませる。トム・ロブ・スミス、牧薩次、北村薫、道尾秀介、柳広司、結城充考、望月守宮、真藤順丈といった面々。実に豪華だ。
このミスについては、全くもって今更なので、ランキングに触れるのも野暮なのだけれど、ひとつだけどうしても言いたいことがある。
小説なんか載せなくていい!
3年前から、なぜか海堂尊の書き下ろし短編が掲載されるようになり、「何だかなぁ」と思っていたら、今年はさらに拡張して3人(!)もの小説が載るようになってしまった。このミス大賞受賞作家の共演ということのようだけれど、ランキングで上位に入るような作家はおらず、格的に、どうにも浮いている感が否めないのだ。
今年はやたら分厚いなぁと思っていたら、全体の4割を小説が占めていた。そんなものいらないから、外して値段を安くしてくれ…と言いたくなってしまった。まぁ、今でも十分安い(税込500円)のだから、読み飛ばせばいいだけのことなのだけれど。


マラソン・ジョギングランキングへ