餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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あなたは私の婿になる

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9月に行ったNYの機内先行上映で観賞。
面白い映画だったので、もっと早くご紹介しようかとも考えたのだけれど、どうせなら、日本での情報が出揃ってからの方がいいと思って、ロードショー公開を待っていた。本日現在、絶賛上映中だ。
ということで、予告篇のレベルを超えない範囲にて、ご紹介させていただこう。


映画【あなたは私の婿になる】オフィシャルサイト

ストーリーは、至ってシンプル。NYの出版社に努める40歳やり手の女独身編集長マーガレット(サンドラ・ブロック)と、そのアシスタントである28歳「草食系男子」アンドリュー(ライアン・レイノルズ)を巡るドタバタラブコメディだ。
シンプルではあるが、その発想は奇抜。冒頭から僕はちょっと驚いた。
カナダ人であるマーガレットは、ビザの問題で突然国外退去を命じられるのだけれど、失業を免れるため、急遽、そこに居合わせたアシスタントのアンドリューと結婚宣言してしまうのだ。アンドリューの意志は完全に無視。偽装結婚とはいえ、傍目に見れば結婚は結婚。当然、社内中で大騒ぎになる。
アンドリューとて、もちろん、結婚する気など毛頭なかったのだけれど、冷血上司の命令を断れないままずるずると、実家のアラスカまで2人で飛ぶ羽目に…。
最初は、アンドリューの心理が信じられなかった。上司と部下である前に、男と女なのだから、いくら上司命令とはいえ、好きでもない相手と結婚なんてできるものか。年齢も離れすぎているし、そもそも彼女がそんな宣言をする前は、疎ましく思っていた存在なのだ。いくら草食系だろうが、絶対に断るだろう、断れ。そう思った。
しかし、アラスカでアンドリューの家族や親戚に結婚宣言をして、ともに過ごすうち…。
このあとの展開は、ある意味お約束すぎる感はあるけれど、アラスカの素晴らしい景色とあいまって、とても素直に、気楽に楽しめた。祖母役のベティ・ホワイトが実にいい味を出している。
公式サイトなどでは「婚活」を売りにしているけれど、実際、こんな婚活はあり得ないし、本当に婚活を考えている人が見たらどう思うかは少し疑問だ。恋人同士などで、気楽に「そんなのあり得ないよねー」などと言って楽しむ方が、この映画向きではないかという気はする。
おすすめ。


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