餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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久しぶりの「ウィルコム×2」で思ったこと

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承前
HX003ZTは、抽斗の奥底に眠っていた。おそらく、入手直後以来使っていない筈だった。
僕がWILLCOM CORE 3Gと契約したのは、HX003ZT端末そのものというより、FOMA SIMの方に魅力を感じていたからで、アレを入手した今となっては、全く不要なものとなっていたのだ。
しかし、GX001Nとの速度比較のためには、やはり「純正」の環境で行いたい。と言うことで、久しぶりに再登場させることにした。

こうやってウィルコム端末が2つ並ぶと、少し感慨深いものがある。
W-ZERO3をバリバリ使っていた頃、データ通信用カードとあわせて、ウィルコムは2回線持っていた。しかし、イー・モバイルの登場とともに、7年連れ添ったAIR-EDGE通信カードにさよならをし、Advanced/W-ZERO3[es]を最後に、スマホ用の回線も解約してしまったので、しばらくゼロ回線になっていたからだ。
ただ、「ウィルコム端末×2」という点では同じでも、その状況は、当時と劇的に異なる。
以前使っていたウィルコム回線でのデータ通信は、「どこでも繋がるものの、通信速度は遅い」というものだった。そもそもPHSなのだから、それも当然だ。しかし、今度の端末は違う。HX003ZTは「どこでも繋がる」といった点では同じだけれど、実質FOMAの回線なので、速度がやっぱり違う*1
XGP端末のGX001Nは、これがウィルコム…?と思えるほど、通信エリアが狭い。狭すぎる。このように、都内山手線の内側(それも全部ではない)だけというような通信エリアだから、実用的にはかなり厳しい。完全無料でなければ、到底手が出ないレベルだ。
新サービス開始直後であり、まだ実験的な段階でもあるのだから、当面仕方がないとは思う。単純に、これまでのPHSエリアと比べるのは無謀だろう。それはわかっているけれど、もう少し何とかならないものだろうか。
イー・モバイルは高速である上に、エリアも盤石になりつつある。UQ WIMAXもある。高速回線市場は飽和状態になりつつあるのだ。もちろん、XGPの優位性は他にも色々あるだろう。ただ、ともかくエリアが広がらないことには話にならない。できる限り早く、エリアの拡張を望んでいる。

*1:僕が通信カードを使っていた頃、W-OAM typeGや8xパケット方式などはなかった。だから最近は、それなりに快適なのかもしれないけれど、それでも最高512kbpsだからやっぱり壁がある。


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