餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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ボストンへの小旅行(その4 行きはよいよい、帰りは…)

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承前
フリーダムトレイルの終着地Bunker Hill Monumentを出ると、時刻は17時半を過ぎていた。まだまだゆっくりボストンの街を堪能したかったのだけれど、もう時間がない。18時40分発の列車でNYへ帰らなければいけないからだ。
ということで、お土産を買う時間もとれないまま、慌ててSouth Stationに辿り着いた。帰りのアムトラックは、時間帯的にAcela Expressがなく、Northeast Regionalと呼ばれる普通車になった。ただ、僕は、街歩きでの疲れを考慮し、30$の追加料金を払って、ビジネスクラスのシートを予約していた。
普通車とはいえ、位置づけ的には、朝のAcela Express同様ビジネスクラスのシートなのだから、ゆったりできる筈だと思ったのだけれど、これが大違いだった。椅子の広さこそ、Acela同様であるものの、テーブルが狭いし、ちょっと汚なかった。車内の明るさも段違いだ。薄暗くて寂しい。これが本当にビジネスクラスなのか?と僕は疑うほどだった。
アムトラックが誇る新型車両のAcelaと比べれば、ある程度劣るのは仕方がないとはいえ、乗車運賃も朝より高い*1のに、これでビジネスではなぁ、と思うぐらいの残念さだった。
さらに残念なことが続く。
NYに向かう途中、この旧型車両は、何度も何度も長々と停車した。僕は、永遠にNYに着かないのではないかと思ったほどだ。さらに、車内の電気が真っ暗になったり、突然バックしたり(!)したので愕然とした。しかし、このような異変に関して、他の乗客たちは慌てず騒がず悠然としていた。車内では、案内ひとつなかったというのに。信じられない。アムトラックでは、このようなことは日常茶飯事なのだろうか。
結果的に、帰りの列車は1時間の大幅遅れで、ペンシルバニア駅に到着。ただでさえへとへとだったのに、疲労困憊度がピークと言う状態になってしまった。車内ではゆったり眠ろうかとも思っていたのだけれど、とにかく寒くて、とても眠れるような状態ではなかった。これは朝夕ともに思ったのだけれど、なんであんなに冷房を効かせる必要があるのか、理解に苦しむ。今度もし乗る機会があるとしたら、上着は必須だと思った。
それにしても…たった4時間の行程なのに、平然と1時間も遅れるって言うのは、いったいどういうことなのだろう。まったく納得できない。こんなとんでもないことなら快速料金を返してもらいたい、とも思ったが、あいにく帰りは快速じゃぁなかったし、そもそもそのような返金システムがあるのかどうかも怪しい。
ボストンはとても素敵な街だったのだけれど、滞在時間よりも往復の移動時間の方が長い*2というのは、流石に疲れてしまったなぁ。
2009.9 Amtrak -Northeast Regional - a set on Flickr
boston station time table

amtrak northeast regional

northeast regional business

business seat

business luggage rack

seat table

newspaper

*1:時間帯によって価格が変動するため、早朝の時間よりも夕刻の価格帯の方が高い。

*2:滞在8時間、アムトラックの乗車時間は合計9時間


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