喧噪のマンハッタンから、アセラ・エクスプレスで約4時間。
ボストンに着いたのは、10時だった。駅に降り立った瞬間から、僕は、マンハッタンとも、ワシントンD.C.とも違う、独特の風を感じていた。石畳が残る道、レンガの建物。穏やかで落ち着いた街並は、歩いているだけで心が和んだ。ここは、素晴らしい街だ。
短い滞在時間の中で、ボストンのどこを巡ろうか。僕はアセラ・エクスプレスの中でずっと考えていた。いや、以前から考えていたのだけれど、当日の朝になってもまだ決めきれなかったのだ。ボストンには、非常に多くの見どころがあり、それら全てを回るには、わずか1日の滞在では足りない。あまりに短すぎる。だから、とても悩んでいた。
しかし、街に降りたってほどなく、僕の予定は決まった。「これしかない」と思ったほど、簡単に。
その報告はあらためてさせていただくとして、今回は、それ「以外」の写真をご紹介させてもらおう。ここでは、例によって写真をずらずらと並べているだけなのだけれど、Flickrの方ではコメントを書き加えているので、よろしければそちらもご覧いただけると嬉しい。
