餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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BlackBerry Bold ふたたび!(その3 苦闘の末のアカウント復活! 編)

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(承前)
案の定、ドコモ・スマートフォン・ケアでの対応は手間取った。
旧端末を紛失した事情について説明したところ、「そのためにBISアカウントが一時停止となっている」という回答を受けた。そして、個人認証の為ということで、BBBの電話番号やら、PIN番号、ネットワーク暗証番号などの質問が続く。ここまでの流れはスムーズだった。
だから僕は、これはきっと「よくある問いあわせ」であり、ならば簡単に解除もできるのだろうと得心した。しかし、そんな甘くはなかったのだ。
個人認証の確認でしばし待たされた後、スマートフォン・ケア担当者から、僕のアカウントが「やはり停止になっている」という事実が告げられた。担当者の端末で、その事実が確認できたようだ。ならば話が早いと思った僕は、停止状態を解除して欲しいと申し入れた。すると担当者は、僕に「しばらくお待ち下さい」と告げ、再び保留音が流れた。
5分は経っていたろうか。待っている間は、かなり長く感じたのだけれど、これでBBBのアカウントが復活するなら我慢しなければいけないと思いながら、僕は耐えた。そして、ようやく保留音が解除され、「お待たせいたしました」の声が。
僕は、その後に、当然「解除いたしました」との台詞が続くものだと思っていたら、衝撃的な回答が告げられた。
「BlackBerry端末のEmail Settingsから、お客様のユーザーIDとパスワードでログインしていただいて…。」
僕は、ちょっとクラクラしながら、「そもそも、そのIDとパスワードでのログインができないから問いあわせてるんですが」と答えた。しかし、担当者は少しも怯まず、
「では、パソコンでBlackBerry Internet Serviceのサイトにアクセスしていただいて、そこでPINアカウントの切替を…」
だーかーらー!
その切替画面まで辿り着けないから、こうやって問いあわせてるんだっての。僕は、イライラする気持ちを何とか抑えながら、エラーメッセージの内容や停止の事情を再度説明し、解除作業を依頼した。すると、さらに驚くべき回答が。
「申し訳ありません。その作業はこちらでは行えませんので、お客様自身でやっていただくしか…。」
そんな筈はない。あり得ん!じゃぁ、さっきの個人認証やらPIN番号の確認やらは何だったんだ。僕は、我慢の限界を感じながら、しかし、何とか押さえ込んで、「もう1度、そちらで解除できないか確認していただけませんか」と告げた。
再度、保留音。またしても5分ぐらい待たされたろうか。激しい徒労感を感じた僕には、とてつもなく長く感じる時間だった。そして…。
「大変お待たせいたしました。こちらでの一時停止解除作業が終了し、現在はアクティブな状態になっております。今はログインできますので、端末もしくはPCで、アカウント切替を行っていただくことができます。」
僕は、ようやくほっとして電話を切った。締めて20分以上はかかったろうか。結果だけ見れば、単にログインアカウント停止の設定を解除するだけの話だったのに、こんなに時間がかかるのはなぜなのだろう。こういったケアしか行えないようでは、BBBが一般的に普及するのはなかなか難しいだろうなぁと思えてしまった。
ともあれ、ようやくログインできるようになった僕は、BISの設定画面で、端末の切替作業を行った。直後、BBB本体の赤ランプが点灯。ホームスクリーンにメールアイコンが増え、早速「メールアカウント情報」というsubjectのメールも届いた。これでようやく、僕のBBBメールアカウントは復活したのだ。ちょっと感動。嬉しくなって、友人にメール復活のお知らせも送信してしまったほど。
復活にあたって想定外の苦労はしたけれど、それだけに感慨も一入だ。BBBには、再び至福のメッセンジャーとして活躍してもらおうと思う。


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