餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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首都圏版 究極の餃子パーフェクトガイド

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近所のコンビニで発見し、ノータイムで購入。

奥付は、平成21年6月9日発行となっていたから、おそらく、わりと最近出た商品なのではないかと思う。
雑誌の体裁をしているけれど、MOOK扱いなので、すぐに入手困難になるということはないと思う。しかし、こういった商品は欲しくなった時が買い、というのが僕の鉄則。ましてそれが餃子ものであれば尚更。
東京97軒、神奈川33軒、千葉18軒、埼玉12軒、栃木37軒もの店が、地区的に、大々的に特集されている。表紙には大々的に「首都圏230軒」と謳っているのに、どう考えても軒数が合わない*1ので、いろいろと探して見たら、《池袋餃子スタジアム》内にある博多の店や、全国名店*2のお取り寄せ餃子(!)もカウントしているようだ。
お取り寄せ餃子のどこが「首都圏」なんだゴルァと、ちょっと文句を言いたくなったが、餃子に免じて大目にみることにした。(←何で偉そうなんだw)
内容については、なかなか良かった。

僕が以前紹介した「東亭」(超オススメ!)を例にとると、写真は大きく、キャプションも詳細、「肉:野菜比率」や皮の状態*3に加え、「ニンニク含有率」や、餃子の大きさや味の濃さを表す「レーダーグラフ」(!)まで付与されていて、非常に面白かった。
全部の店を確認できているわけじゃないけれど、僕が行ったことがある店をパラパラみたところでは、紹介内容についても、それなりに信用できると思う。
こういった店が、地区別に紹介されているということで、非常に便利で、「超オススメ!!」と言いたいところなのだけれど、若干不満もある。前述の店数水増し疑惑以上の不満が。

僕が、東京一の餃子の聖地であると信じてやまない蒲田地区が、なんと5軒しか紹介されていないのだ。あり得ない!羽根付き御三家の雄である「ニーハオ」が抜けているし、「大連」や「満州里」*4もない。ちょっと脚を伸ばせば、僕の個人的ベストワンである大鳥居「龍門」もあるのに、それもスルー。
他の地区では、結構どうでも良い店(失礼)も載っている割に、蒲田がこんなに杜撰というのは、バランス的に疑問を覚えてしまった。全体的に見ても、「えっ、何でこの店が???」という店もいくつかあったので、店の選定力という点で云うと「dancyu」などには相当及ばない印象。
巻末には、掲載店で使えるサービスクーポンもついているということで期待したのだけれど、「餃子以外」のクーポンが多くて、ちょっとがっくり。中には「おみやげラー油サービス」などという店もあり、ちょっとこっちへ来い!と云いたくなってしまったw
と、最後は不満が多くなってしまったけれど、グラビア豊富で楽しめることは間違いないし、定価も780円と、それほど高くないので、餃子好きなら、買って損はない本だと思う。

*1:上記5軒分を全て足しても、197軒にしかならない。

*2:長崎雲龍亭(ここはウマい!)や、兵庫の芦屋 伊東屋など。

*3:もちもちかパリパリか、など。

*4:厳密に言うと「大連」「満州里」は隣駅の大森周辺なのだけれど、蒲田「地区」と考えれば十分圏内。他のエリアではもっと広範囲な店を拾っているのに、なぜ蒲田だけが蒲田駅周辺店だけなのか、僕にはちょっと疑問。


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