餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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「SFマガジン」&「ミステリマガジン」2009年7月号

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今月のSFマガジンは、劇場版「スター・トレック」公開記念特集&伊藤計劃追悼特集。そして、ミステリマガジンは、「フランス・クルテーク・ミステリー考」(フランスのクラシックミステリ)特集だった。


「SFマガジン」&「ミステリマガジン」(早川書房)2009年7月号

SFマガジンについては、今月非常に大きな衝撃があったのだけれど、それは別エントリで書くことにしたので、ここでは本誌の内容について書き綴ろう。
劇場版「スター・トレック」公開記念特集は、全く興味が沸かず、読み飛ばし。SFファンならば、押さえておかなければいけない映画シリーズなのかもしれないけれど、どうにもこの作品に関しては抵抗がある。もしかすると、小さい頃に「スポック」と呼ばれたことがあるのが、トラウマになっているのかもしれないw
と、そんなことはどうでもいい。今月は、何と言っても、伊藤計劃追悼特集に尽きる。最近僕は、追悼特集が多すぎると嘆いてばかりいるけれど、今回は特につらすぎる特集だ。以前も書いたけれど、伊藤計劃氏は1974年生まれだから、まだ30代半ばにして痛恨の夭折。あまりの衝撃で、言葉を失うばかり。
今月のSFマガジンには、本当は第四長編になる筈だった「屍者の帝国」冒頭30枚が、遺稿として掲載されている。もう、この続きは永遠に読めないのだ…。
今、改めて、はてなでの闘病記を読むと、本当に哀しくて、切なくて泣けてくる*1。嗚呼。
【関連 過去エントリー】

*1:最後のエントリーが「生存報告」というのが、あまりに…。


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