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「SFマガジン」の紙質変貌に唖然

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昨晩。
僕は、「発売日にSFマガジンが買える!」と、喜び勇んで書店に向かった。毎月25日は、僕にとって特別な日。しかし、残業などで忙しく、書店の閉店時間に間に合わない時もあるから、昨日は本当にワクワクしていた。
まずは店頭でパラパラと中身を確かめてみようと、SFマガジンを手にとった時、僕の身体に衝撃が走った。「えっ。軽い!」という衝撃が。
ページ数は、先月号と変わらず280ページ*1。なのに軽く感じるということは、紙質が落ちたということに他ならない。これが、僕にはかなりのショックだった。他の中間小説誌より断然紙質がよくて、どっしり感があるのが、「SFマガジン」の魅力だと思っていたから、この変貌ぶりには、唖然とするしかなかった。
と、僕の印象論だけで終わってはいけないので、家に帰って検証してみることにした。

6月号。345グラム。念のため、5月号、4月号も遡って計量してみたが、皆、同じ重量だった。(ページ数も280ページで同一。)
ところが…

7月号は300グラムしかない!のである。ページ数はこれまでと何ら変わらないのに、45gも軽いのだから、やっぱり驚く。
変化していたのは、重量だけではない。紙の厚さも違う。

しつこいけれど、6月号と7月号のページ数は全く同じなのだ。それでいて、この違い。どうにも戸惑いを感じてしまう。今年1月号からのグラビア4色化にも驚いたけれど、あれは単に、纏っていた衣装が替わったというぐらいの驚きだった。しかし、今度は「SFマガジン」の本質が変わってしまったと思えるぐらいの衝撃だった。長い間、慕い続けていたものが、ちょっと遠くに行ってしまったようなぐらいの衝撃だ。
紙質の変更については、編集後記でも触れられているけれど、変更理由については不明のままだった。
単純に「厚くて軽い紙になった」ということで、紙質が落ちたと考えるのは早計かもしれない。紙の色については、むしろ先月号よりも十分明るいし、そもそも、軽い方がいいじゃないかと思う人も多いかもしれない。
僕は、紙の専門家ではないから、根本的な勘違いをしている可能性もある。ただ、最初に今月号を手に取ったときの印象は、決して心地良いものではなく、僕にとっては、本当にショックな出来事だったのだ。
まぁ、本当に大事なのは誌面内容なのだから、じきに慣れるだろうとは思うけれど…。

*1:もちろん記憶しているw


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