餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や将棋の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

スポンサーリンク

マスク・パニック

スポンサーリンク

いったい何が起こったのか。
いや、事態が深刻なのはよくわかっている。感染の報道は日に日に大きくなっている。いくら鈍い僕でも、予防につとめなければいけないと思ったほどだ。
それにしても…。

まさか、こんなに一斉にマスクが売り切れてしまうとは思わなかった。
先週あたりから、急激に不足傾向が進んでいることは掴んでいた。僕は、その状況に不安を感じたため、先週末に若干のマスクは確保済みだった。ただ、昨日朝の時点で、関西での猛烈なマスク欠品状況を伝え聞いたため、感染が関東に広がる前に、もっとしっかり在庫を確保しておこうと思った。
通勤時には、予防も兼ねて、僕はマスクを着用していたが、車内での着用率は低く、5〜10%程度。関東ではまだまだ皆安心しているのかと思った。ならば、今の内にしっかり押さえておこう。そう思った。
しかし、これが甘かった。

近隣のドラッグストアでは、軒並みこのような注意書きが躍っていた。何軒も回ってみたけれど、状況は同じだった。ありとあらゆる種類のマスクが品切れ。呆れるぐらい全滅だ。
ただ、ドラッグストアでの完全欠品は、想像できなくもなかった。先週末の時点から、かなり品切れ、品薄の傾向が進んでいたからだ。そんな時でも、コンビニ等では豊富に販売されていたので、僕はまだ高をくくっていた。
しかし…。

なんと、近所のセブン-イレブンでも、マスクの在庫がゼロになってしまっていたのだ。一昨日夜の時点では、マスクコーナーのみならず、レジ前にも大量に陳列されていたのに。いやはや、これには驚いた。
まさに、マスク・パニックだ。それから僕は1時間近くかけて、近隣の店を渡り歩いたけれど、店という店で、マスクは軒並み底をついていた。本当に、あらゆる店で。
ここは東京。関西ではない。狭い日本だから、東京でも感染者が出てくるのは時間の問題とはいえ*1、現時点でこの状態だとすると、明日明後日、いや、1週間後にはいったいどのような状況になっているのだろう。考えるだけで恐ろしい。
リアルで購入できないならネットで…。と考えるのは誰もが同じ。
奇しくも、楽天からは、【緊急号外】として、「インフルエンザ感染予防対策にはこれ!」というサブジェクトのメールが届いた。こういった戦略に乗せられるのは癪だと思いながらも、背に腹は替えられないと、そこに掲載してあったリンク先を辿ってみると、軒並み、「品切れ」の嵐だった。注文できる店にしても、「納期未定」「6月上旬以降」となっている始末。
メールニュースからリンクされた店は、注文が集中したのだろうと思って、他の店も検索して色々探して見たけれど、状況は変わらなかった。商品紹介のリンクでは【即納!】【在庫あり!】などと書いてあるショップでも、いざカートボタンを押そうとすると、その横に、「注文集中のため、納期は未定です。」などと書いてあったりする。油断も隙もない。いやはや、凄まじい状況だ。
それでも何とか、信頼できそうな店を見つけて注文してみたのだけれど、発送メールが来るまで全く安心できない。いやはや、恐ろしい世の中になったものだ。
ちなみに、ヤフオクでは即納可能なものも沢山出品されているようだけれど、価格が暴騰しているし、こういった非常時につけ込む転売野郎どもは、僕が最も嫌うタイプの人種なので、利用は全く考えなかった。
一晩冷静に考えてみると、ここまで焦ってマスク確保に走らなければいけない状況なのかどうか、個人的には少し疑問も感じている。ただ、実際、本当に必要となるような可能性があり得る以上、やはりどうしても確保せずにはいられなかったのだ。
楽天では、万全を期すという意味で、N95規格のものを注文したのだけれど、ここを読むと、そんなに高価なものは必要ないらしい。うーん、高い買い物をしてしまったかなぁ…。

*1:発覚していないだけで、既に感染が広がっている可能性も十分ある。


マラソン・ジョギングランキングへ