餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や将棋の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

スポンサーリンク

《回顧》天皇賞・春

スポンサーリンク

大混戦を制した、隠れステイヤーの血脈。
超伏兵マイネルキッツ、初物づくし*1で淀の盾をゲット!

馬名 性齢 騎手 タイム 着差 人気
マイネルキッツ 牡6 松岡正海 3.14.4 12
アルナスライン 牡5 蛯名正義 3.14.4 クビ 4
ドリームジャーニー 牡5 池添謙一 3.14.7 1 3/4 5
スタートから、意外な展開となった。大逃げすると思われたテイエムプリキュアが早々に脱落。1週目から11秒台が続く激しい流れとなり、先頭馬も、テイエムプリキュア⇒シルクフェイマス⇒ホクトスルタンと、めまぐるしく変わった。 このあたりまでは、僕もまだゆったりと画面を眺めていたのだけれど、坂の頂上を越えたあたりから、僕の目は画面に釘付けになった。 それまで、中団より後ろにいた筈の、僕の本命馬マイネルキッツが、坂の下りからぐんぐんと順位を上げ、いつの間にか先頭集団にとりついていたからだ。4角を回るや否や、必ず内があく京都外回り*2の特性を生かして、一気に突き抜けて先頭。流石は「内差し」の松岡だ。狙い澄ましていたとしか思えない。すぐ後ろにアルナスラインが迫ってきたけれど、交わせない。交わさせない。渾身の左ムチを連打して、最後の最後まで凌ぎきった。会心の勝利ではあるまいか。 3着に突っ込んできたドリームジャーニー、内から伸びたサンライズマックスも含め、結果的には、坂の下りからの瞬発力比べになり、仕掛けどころが完璧だったマイネルキッツが抜け出た形。 アサクサキングスやスクリーンヒーローは、向こう正面で先頭集団の直後におり、坂の上りでは、どちらも先頭にとりつく勢いだったけれど、結果、そこからずるずると下がってしまった。ちょっと意外。展開が向かなかったということも大きいが、負けすぎの感もある。 アサクサキングスは、前走で激走した反動か、あるいは、ピークを越えてしまったのかもしれない。やはりまだまだG1では信用できない馬ということか。スクリーンヒーローは、上がりが37.7も掛かっており、完全にスタミナ切れの印象。

*1:初斤量、初距離、初コース、初重賞制覇。

*2:内回りコースとの切れ目があるため、内ラチがなくなる。


マラソン・ジョギングランキングへ