餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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あれは一夜の幻だったのか…否、そうじゃない。

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夢のペアリングは、1日と保たなかった。昨日のエントリーにも追記したけれど、BlackBerry BoldへのSiC! BtWatchインストール後、大きな問題が発生してしまったからだ。
最初に異変に気がついたのは、バッテリーの急激な消耗だった。
ペアリングを開始したのは、昨日の未明。興奮のまま眠りについて、数時間後に起床すると、BBBのバッテリは既に半分以下に減ってしまっていた。ペアリング時点ではバッテリフルの状態だった筈だから、信じられないほどの消耗度だ。
バックライトの照度を落としたりして、何とか消耗を押さえようとしたのだけれど、焼け石に水。その後もバッテリは激しく減り続けた。始業前にして既に、こんな画面になってしまったからたまらない。

時刻表示の下に「バッテリ低下」の文字。赤に変わったバッテリアイコン。LEDのインジケータは、黄色ランプで点滅を始めている。もはや絶望的な状況だった。
それまで、BBBは、とにかくバッテリがもつという印象があったので、その前提が大きく覆されてしまった。これではとても安心して使い続けることはできない。
しかし、僕はまだペアリングの未練を断ち切ることができなかった。昼間は、机上で充電しながらバッテリを保たせれば、何とか使い続けられると思っていたのだ。
しかし、それも甘い夢だった。使い続けていると、BBBの本体がかなり熱くなってきてしまったからだ。例の発熱現象が解決してなかったんじゃないかと思うぐらいに。
そして何より厳しかったのが、動作の緩慢化だった。いや、そんな生ぬるい言い方では済まないだろう。一瞬フリーズしたのかと思うぐらい、BBBの動きは鈍くなってしまった。
このペアリング実現は、僕の夢だったから、それを潰えさせないように、騙し騙しでも頑張るつもりだった。しかし、ここまで不具合が重なり、かつ解決策も見出せない状況になったことで、力尽きてしまった。いくらMBW-150との連動が素晴らしくとも、BBB本体の機能が著しく低下するのであれば、快適に使い続けることはできない。
ということで、僕は涙を呑んでペアリングを切った。途端に、BBBには快適な動作が甦る。この激変ぶりを見て、僕は今回のSiC! BtWatch導入が、BBB本体に相当の負担をかけてしまっていたのだと思った。ペアリングをさせるために、相当のパワーを要するが故に、バッテリは激しく消耗し、本体も熱くなり、他の動作にも影響を及ぼしてしまうのだ。
しかし、これはいったいどうしたことなのだろう。
SiC! BtWatchは、かつてX01NKなどでは非常に快適に使えていた。だから、ソフトウェアの性能的に大きな欠陥があるとは思えない。
もちろん、ソフトウェアとBBBとの相性等で、問題が生じた可能性はある。しかし、今回のバージョンは、BBBへの正式対応版であるのだから、開発側でもしっかりテストをしていたのではなかったか。僕は最初、docomo回線との相性を疑ったのだけれど、id:parutanさんのエントリーにコメントを寄せられていたid:nobshimuさんの情報*1によれば、そうではないようだ。
この結果を、落ち込んでないと言えば嘘になる。折角叶ったと思った夢が、一夜にして泡と消えてしまったような思いも抱いた。
しかし、そうではないと思い直した。
これは夢でも幻でもない。ペアリングは、間違いなく実現しているのだ。これを大きな一歩と言わずして何と言おう。BBBへの対応版を作ってくださったSiC! BtWatch開発者の方には、感謝の思いしかない。
現時点では、BBBでそのまま使い続けることはできないけれど、偉大なる第一歩に比べれば、小さな事象ではないかと思う。いや、そう信じたい。何とか、いち早く改良版が出てくれることを祈るばかりだ。
この不具合状況について、sicへの報告もしておきたいたいところなのだけれど、ドイツ語の壁が…(汗

*1:nobshimuさんのBBBは、「海外版で、ROMもDocomo版は入れてない状態」であるにも関わらず、同様の症状が出ているという御報告をいただいていた。


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