餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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皐月賞

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本命馬は、3ヶ月前から決めていた。迷いはなかった。
ロジユニヴァース。久しぶりに現れた関東牡馬クラシック界の星。この馬しかない。安定感と自在性のあるレースぶりは、他馬に比べて抜きん出ていたから、器用さが必要な皐月賞には、まさにぴったりの馬だと思った。
その思いは、ペースが遅いと見るや、逃げの手を打って楽勝した弥生賞後に、確信に変わった。
G1の舞台が近づくにつれ、アンライバルドとリーチザクラウンを加えて「3強」ムードが形勢されていたのも、好都合だと思った。3強、大いに結構。僕は正直1強だと思っているので、こういった形で人気が分散されることで、ノリの重圧が軽くなるのは嬉しいからだ。
ところが…。
いざ馬券が発売になってみて驚いた。前日最終オッズで、ロジがダントツの1番人気、なんと1.8倍になっているではないか。その後もオッズは微変動にとどまり、当日の午後になっても1.7倍。このままだと、最終でも2倍を切るのが確実のムードだ。
2番、3番人気はアンライバルドとリーチザクラウンが競り合っているが、ともに5〜6倍での変動だから、オッズ的には3強というより、完全に1強の様相。あれだけマスコミが3強と煽ってもこの状況とは。わかっている人はわかっているということか。(それが正解とも言い切れないのが、競馬の難しいところだけれど。)
それでもどうにか3強に持ち込みたいのか、競馬記者たちは、こぞってロジユニヴァースの不安説を色々と書き立てている。「持ち時計がない」「レース間隔がこれまでより短い」「厳しいレースを経験してない」「調教不安」「関東馬」「横山典弘」云々…。
最後の2つなどは、言いがかりとしか思えず、実に腹が立つ。ノリがこれまでG1を勝ちきれなかったのは、それだけの馬に乗ってこなかっただけの話に過ぎない。クラシックでここまでの1番人気馬に乗るのは、あのメジロライアン以来。武豊のように、毎年毎年チャンスがあったわけではないのだ。
正直、ここまで人気がかぶると、ノリにとっては相当のプレッシャーになるには違いないけれど、愛馬の力を信じて乗れば、結果は自然についてくる。
ロジユニヴァースの単。
リーチザクラウンは、「行くしかない」脚質の割に、テンの一ハロンは遅い。だから、最初で包まれずにいける大外枠は確かに悪くない。ただ、内枠に速い馬がいるので、大外からそれを交わすには、少し手こずるのではなかろうか。行ききってしまえれば、それなりに脚を残せると思うが、どこでそれができるかが焦点。
確かに、きさらぎ賞は楽勝だったけれど、やはり、あそこで、控える競馬をできなかったことが、最後に響くような気がしてならない。初の輸送、初の中山というのも不安だし、今年の武豊は、かつてのオーラが翳っている。押さえの一角でいい。
アンライバルドは追い込み一手で、皐月賞では典型的な「脚を余して負ける」パターンに当てはまる。ただ、3着ならばあり得るので、ここは消せない。
ロジの相手筆頭は、トライアンフマーチ。血統と下馬評でもっと穴人気するかと思ったが、単勝40倍近くつくなら、積極的に狙いたい。若葉Sで先行して見せたあの脚は、良血開花を伺わせる。鞍上は心配だけれど、この人気ならば買いたい。
単穴は、ここ数年穴をあけている京成杯馬のアーリーロブスト。気配を消している福永の騎乗も不気味だ。以下、前述の人気2頭に加えて、前走で一変が見られたゴールデンチケット、底を見せていないナカヤマフェスタまで。
馬券は、◎-○▲-○▲△の3連複フォーメーション9点で強気に勝負。圧倒的1番人気馬からの流し馬券だけれど、○▲が人気薄なので、どれが来ても高配当だ。◎からの馬単マルチ馬券も、リーチとアンライ以外の組み合わせは買っておく。
◎ロジユニヴァース
○トライアンフマーチ
▲アーリーロブスト
△リーチザクラウン、アンライバルド、ゴールデンチケット、ナカヤマフェスタ


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