純正ホルスター代わりに、僕が選んだのは、Mobi Products Holsterだった。まだ、本体が入手できずに悶々としていた、あの時に輸入していたものだ。
BlackBerryのロゴなどはないし、一見、味も素っ気もないホルスターに見える。純正に比べると、やっぱり何だか寂しいなぁ…と最初は思った。
しかし、これが実に良かった。
シンプルだけれど、とても使い勝手に優れているのだ。いざ、BlackBerry Boldの本体を入れてみると、その素晴らしさが実感できる。
本体の収納は、液晶面を内側に向ける方式。
外側に向けるタイプのホルスターもあるようだけれど、装着時はどうせ画面を見られないのだし、外的な接触や転倒のことを考えると、僕は内向きの方がいいと思う。
何より、本体とジャストフィットサイズで薄手のホルスターというのが魅力だ。先ほど「味も素っ気もない」ホルスターだと書いたけれど、逆に、それがいい。ホルスターが味も素っ気もないからこそ、BBBの素晴らしさが際立つ。
BBB利用時に必要な部分は全てくりぬかれているので、装着したままで、側面のキーは全て操作できるし、ヘッドホンを抜き差しすることもできる。
何より素晴らしいのは、これだけ薄手でありながら、かっちり止まって、装着時にBBBがぐらつくというような心配が、全くないことだ。
その秘密は、この部分にある。
ホルスター上部についている「ツメ」だ。
これが…
BBB本体上部にある、この穴に差し込まれて、見事な安定感を実現する。
この穴はそもそも、ハンズフリー通話時用のスピーカーらしいのだけれど、それを有効活用した、アイデアの勝利と言っていい。
あまりにかっちりと心地良く止まるため、僕は最初、ホルスター用の穴なのではないかと誤解していたほどだ。
背面もいい。例によってシンプルだけれど、これがいい。
ベルトクリップは、7段階に回転する仕様。非常に固めに作られているため、どんな角度にしても、装着時にぐらつくことがない。これは実に安心だ。
当たり前のことかと思われるかもしれないけれど、ベルトクリップが軽々とくるくる回ってしまうようなタイプのホルスターやケースも、世の中には結構ある*1。僕はそういったものにかなり泣かされてきているので、純正タイプ同様、このクリップには好感を持った。
背面下部にある黒丸は、マグネット。前回書いたけれど、このマグネット仕掛けにより、装着時、BBBがサスペンドする。純正ホルスターのように、ケースタイプになっているならわかるけれど、このようなシンプルなホルスターにもマグネットが埋め込まれているとは。僕は少し驚いた。
結論。
シンプルだけれど、とても使いやすいホルスターで、超オススメ。値段も$14.95と、実に安い。ネックは日本で手に入らないこと…だと思っていたのだけれど、どうやら、ここで簡単に入手できるようだ。商品紹介欄にMobi Products Holsterとは書かれていないけれど、どう見ても同じ商品としか思えない。
日本で手に入るなら、わざわざ輸入することはなかったなぁ…。そう言えば、あの時に買ったものは全て…。
と、なんだか後悔モードになってきたため、今日はここまでw
*1:特に、クリップ後付けタイプのものに顕著。
